GPZ1100のエンジンチューン&オーバーホールでござる。その1
2012年 05月 23日
森山です。
オートバイの使い方もさまざまで・・・短距離から長距離、毎日乗る方から殆ど乗らない方・・・
市街地メイン、ツーリングメイン、峠メイン、サーキットメイン、通勤メイン・・・・他、
・・・整備や掃除(やっていないに等しい車両も多い・・・)、運転操作も様々ですなっ。
オートバイにとって良い条件とは・・・雨に濡らさず車庫保管・・・・それだけではござりません。
上手なライディングで各部品を傷めず、適度に回す。乗った後は必ず隅々まで掃除&メンテ。
定期点検&整備は確実に遂行し、駄目な部品は、迷わず交換です。(出先で痛い目に・・・)
最重要項目は、コンスタントに乗る!(月に2回以上!適度な走行距離と適度な回転数を使い・・他)
長期走行しないのとノーメンテは一番オートバイをダメにしますなぁ。元も取れないし、もったいない。
先日、車体から降ろしましたGPZ1100のエンジン分解でござる。
走行約45000km・・・最近は通勤メインで使用。・・・そろそろかな?
今後、調子よく乗るためのオーバーホール依頼です。
GPZ1100エンジン・・・これから分解です。

ヘッドカバー外して・・・・毎度のカム山ですが・・・毎度の磨耗してます。・・・残念。
削れた金属粉は・・・オイルに流され・・・カムトンネルへ流れ込み・・・そこでまず、
カム駆動用のサイレントチェーンを攻撃します。(サイレントチェーンは異物噛み込みに弱い。)
ニンジャ系エンジンのカムは消耗品ですなっ。最短6000kmでアウトになった車両もござる。

ヘッド全面に付着するオイル・・・・図では分かりにくいが・・全面に何やら・・・張り付いてます。
オイルの交換サイクルは守っておりますが・・・直接の原因は使用用途と乗り方での水分ござる。
これはまだ良い方です。・・・・コーヒー牛乳程度ですから・・・
ひどいのは・・・・バター状の生成物が多量でござる。・・・さすがにトラブリます!
キャブ車のオイル交換は2000km~3000kmが良いのですが・・・こうなると別問題ですなっ。
万が一の防御でオイル添加剤をお勧めしております。・・・ドライスタート時にも最高の性能でござる!
・・・当店、勧めのSPL添加剤〇〇〇!・・・(オイル交換時の店頭販売のみ)・・・最高ですぞっ!

シリンダーヘッドを外しました。・・・使用キャブレターはFCRでござり。・・(ファンネルのみ。)
やはりエアーフィルターは装着すべきでござる。

ピストンでござる。・・・ピストントップのカーボンはこんな感じです。
次にシリンダーを外します。・・・・上方向に引き抜くだけでござる。「おりゃっ!」・・・・

「わおぉーっ!」・・・・・・・
作業途中でのカットではござらぬ。・・・・・・「シリンダーがこの位置から抜けないではないかぁ~!」

あーだの。こーだの。・・・・ようやく抜けました。
ピストンリング摺動部分の下側・・・全面錆びとりますがなぁ~
ピストンリングが・・・錆びた部分にひっかかり・・・抜けなかったようでござる。

図では分かりにくいが・・・摺動部分は無数の縦傷!・・・・キャブレターはファンネルのみ・・

ピストンです。・・・・オイルが白っぽく濁っておるのは・・・水分の混入!

滴り落ちるオイルは・・・・コーヒー牛乳オイルでござる。・・・

ピストン外しました。・・・ピストンの裏側には茶色い生成物が・・・

ミッションカバー外しました。・・・状況は同じく・・・
・・・コーヒー牛乳まみれで・・・鉄の部品は錆びてます。

アウトプットシャフトのボールベアリングもご覧の錆び。
・・・・水分・・・恐るべし。

クラッチカバーを外しました。・・・テンショナーは錆びてますなぁ~。

クラッチ分解いたしました。・・・・スチールプレートは?・・・

ご覧のありさまでござる。

クランクケース分割いたしました。・・・・・・コーヒー牛乳が悪さしてますなっ。

シフトドラム、シフトフォークも茶色く・・・・全面、均等に錆びてます。

コンロッドでござる。
左が今回のGPZ1100(うすら錆び)で、右が先日のZRX1200R(ピカピカ)です。

前回の、ZRX1200Rは、乗らなすぎでの・・・ドライスタートでエンジン傷めておりました。
今回のGPZ1100は、乗ってはいますが、通勤メイン!会社までの往復のみで走行時間が短時間!
・・・エンジンが完全に暖機終了するのは・・・冬場ですと・・・
約20分以上でようやく温度が安定・・そこからエンジン内の水分が蒸発開始!・・・ですから・・・
短距離は乗らないほうが良いでござる。30分以内で会社に着いたら・・アウト!
しかも毎日・・・そりゃ水がエンジン内にどんどんたまりますぜっ!
エンジンかけたら・・・最低1時間30分以上走行し水温&油温は確実に上げる事です。
いくら走っても水温&油温が規定値まで上がらなければこれもまたアウト!
オイルに水分混入だけでなく・・・・
オイルにガソリン混入・・希釈される原因となり各部の部品が早期磨耗いたします。最悪はブロー。
特に!冬場・・・ノーマルエンジンにビッグラジェターや社外オイルクーラー装着の車両は、
オーバークールに注意!夏場は冷えて良いのですが・・・・日本には四季がござりまする。
エンジンオイルは冬場の方が傷むのですぞっ。

つづく。
オートバイの使い方もさまざまで・・・短距離から長距離、毎日乗る方から殆ど乗らない方・・・
市街地メイン、ツーリングメイン、峠メイン、サーキットメイン、通勤メイン・・・・他、
・・・整備や掃除(やっていないに等しい車両も多い・・・)、運転操作も様々ですなっ。
オートバイにとって良い条件とは・・・雨に濡らさず車庫保管・・・・それだけではござりません。
上手なライディングで各部品を傷めず、適度に回す。乗った後は必ず隅々まで掃除&メンテ。
定期点検&整備は確実に遂行し、駄目な部品は、迷わず交換です。(出先で痛い目に・・・)
最重要項目は、コンスタントに乗る!(月に2回以上!適度な走行距離と適度な回転数を使い・・他)
長期走行しないのとノーメンテは一番オートバイをダメにしますなぁ。元も取れないし、もったいない。
先日、車体から降ろしましたGPZ1100のエンジン分解でござる。
走行約45000km・・・最近は通勤メインで使用。・・・そろそろかな?
今後、調子よく乗るためのオーバーホール依頼です。
GPZ1100エンジン・・・これから分解です。

ヘッドカバー外して・・・・毎度のカム山ですが・・・毎度の磨耗してます。・・・残念。
削れた金属粉は・・・オイルに流され・・・カムトンネルへ流れ込み・・・そこでまず、
カム駆動用のサイレントチェーンを攻撃します。(サイレントチェーンは異物噛み込みに弱い。)
ニンジャ系エンジンのカムは消耗品ですなっ。最短6000kmでアウトになった車両もござる。

ヘッド全面に付着するオイル・・・・図では分かりにくいが・・全面に何やら・・・張り付いてます。
オイルの交換サイクルは守っておりますが・・・直接の原因は使用用途と乗り方での水分ござる。
これはまだ良い方です。・・・・コーヒー牛乳程度ですから・・・
ひどいのは・・・・バター状の生成物が多量でござる。・・・さすがにトラブリます!
キャブ車のオイル交換は2000km~3000kmが良いのですが・・・こうなると別問題ですなっ。
万が一の防御でオイル添加剤をお勧めしております。・・・ドライスタート時にも最高の性能でござる!
・・・当店、勧めのSPL添加剤〇〇〇!・・・(オイル交換時の店頭販売のみ)・・・最高ですぞっ!

シリンダーヘッドを外しました。・・・使用キャブレターはFCRでござり。・・(ファンネルのみ。)
やはりエアーフィルターは装着すべきでござる。

ピストンでござる。・・・ピストントップのカーボンはこんな感じです。
次にシリンダーを外します。・・・・上方向に引き抜くだけでござる。「おりゃっ!」・・・・

「わおぉーっ!」・・・・・・・
作業途中でのカットではござらぬ。・・・・・・「シリンダーがこの位置から抜けないではないかぁ~!」

あーだの。こーだの。・・・・ようやく抜けました。
ピストンリング摺動部分の下側・・・全面錆びとりますがなぁ~
ピストンリングが・・・錆びた部分にひっかかり・・・抜けなかったようでござる。

図では分かりにくいが・・・摺動部分は無数の縦傷!・・・・キャブレターはファンネルのみ・・

ピストンです。・・・・オイルが白っぽく濁っておるのは・・・水分の混入!

滴り落ちるオイルは・・・・コーヒー牛乳オイルでござる。・・・

ピストン外しました。・・・ピストンの裏側には茶色い生成物が・・・

ミッションカバー外しました。・・・状況は同じく・・・
・・・コーヒー牛乳まみれで・・・鉄の部品は錆びてます。

アウトプットシャフトのボールベアリングもご覧の錆び。
・・・・水分・・・恐るべし。

クラッチカバーを外しました。・・・テンショナーは錆びてますなぁ~。

クラッチ分解いたしました。・・・・スチールプレートは?・・・

ご覧のありさまでござる。

クランクケース分割いたしました。・・・・・・コーヒー牛乳が悪さしてますなっ。

シフトドラム、シフトフォークも茶色く・・・・全面、均等に錆びてます。

コンロッドでござる。
左が今回のGPZ1100(うすら錆び)で、右が先日のZRX1200R(ピカピカ)です。

前回の、ZRX1200Rは、乗らなすぎでの・・・ドライスタートでエンジン傷めておりました。
今回のGPZ1100は、乗ってはいますが、通勤メイン!会社までの往復のみで走行時間が短時間!
・・・エンジンが完全に暖機終了するのは・・・冬場ですと・・・
約20分以上でようやく温度が安定・・そこからエンジン内の水分が蒸発開始!・・・ですから・・・
短距離は乗らないほうが良いでござる。30分以内で会社に着いたら・・アウト!
しかも毎日・・・そりゃ水がエンジン内にどんどんたまりますぜっ!
エンジンかけたら・・・最低1時間30分以上走行し水温&油温は確実に上げる事です。
いくら走っても水温&油温が規定値まで上がらなければこれもまたアウト!
オイルに水分混入だけでなく・・・・
オイルにガソリン混入・・希釈される原因となり各部の部品が早期磨耗いたします。最悪はブロー。
特に!冬場・・・ノーマルエンジンにビッグラジェターや社外オイルクーラー装着の車両は、
オーバークールに注意!夏場は冷えて良いのですが・・・・日本には四季がござりまする。
エンジンオイルは冬場の方が傷むのですぞっ。

つづく。
# by moriyamaeg | 2012-05-23 14:38 | エンジン編 | Trackback | Comments(3)







































