エンジンオーバーホール三昧!・・・めざせロングライフ!GPZ900R編その4
2013年 05月 18日
めざせロングライフ!・・・めでたくZRX1200Rは納車致しまして。。。
残すGPZ900RA12&A16の作業も折り返し地点でござる。
この3台の共通点は・・・
「絶好調で長く乗りたい!」でござり目標達成の為、細かい作業を繰り返します。
今回は、GPZ900R A12のつづきでござる。
下準備中のシリンダーヘッドAssyです。
吸排バルブ&バルブガイド交換し、精密バルブシートカットいたし・・・
シリンダーヘッドはパワー&ライフの源!全ての部分を目標の数値にいたしまする。
バルブのすり合わせ中の図。・・・・
製作、加工、もの作りは、機械加工であれ手仕上げであれ・・・やはり器用さと熟練を要します。
バルブスプリング装着し・・・完了。
下準備中のオイルポンプです。
手前が・・・今まで使用してました忍者のオイルポンプ・・・・
奥が・・・今回採用のZZR系のオイルポンプです。(忍者より吐出量が多い)
「ジャ~ン!」・・・・A12のエンジン各部WPC&モリブデンショット&DLC加工いたしました。
フリクション低減!潤滑性、疲労強度、耐久性向上っ!・・・・めざせロングライフでござる!
設計不良、材質不良、加工不良の部品や摩耗した部品を処理しても意味は無し。
正しく設計され加工された極上部品なら飛躍的な効果が得られます。
ピストン、ピストンピン、ピストンリング、シリンダーに処理っ。
クランクメタルに処理っ。
コンロッドメタルに処理っ。
WPCモリブデンショット致したメタルを使用しクランク系組み立てっ!
ミッション系は全ての部品を処理いたします。・・・ドラムやフォーク系もござり部品点数が多い!
さて、組み立てますかぁ~。・・・・これで、渋いカワサキミッションがスコスコ動きますぞっ。
スコスコ高耐久ミッション完了っ!。
バランサー系やスターター系、その他のメンテナンスいたし・・・
クランクケース上下の下準備いたし・・・・いよいよエンジン組み立てでござる。
その5へつづく。