荷重&振動で・・・緩んだり、割れたり。
2015年 02月 13日
純正マフラーは静かで振動も少なく、固定方法も的確でほぼトラブルなしですが、
社外マフラーで音や振動が大きいマフラーや固定方法が的確でないマフラーですと・・・
ハンドル、タンク、ステップ、その他部品に大きな振動が発生し、ブレやすい位置や部品や素材ほど
さらに振動は大きくなり・・・この振動によりネジは緩むし、部品は金属疲労で破断するし
・・・とんでもない事が起きてしまいます。
マフラーだけでなく振動の多いエンジンでも同じことが起きるのでござる。
車体装着位置はフレームグリップ(前後2か所M8ボルト固定)の前方で共締めですが・・・
固定するボルトも1本で振動で簡単に緩む・・・強く締めるもM8ボルトでさほど締められず・・・
ネジ穴もアルミでござるし・・・てな感じです。・・・・そればかりか、
溶接面積が異常に少なく振動荷重に弱いのでござる。(本来、グリップをささえるだけの強度。)
このGPZ900Rもマフラーぐらぐら・・・荷重振動でポッキリ!折れてました。
左ノーマル。右対策品製作。
この後、マフラーのサイレンサーステーも前方側だけ固定の1本引きから・・・
前後固定の2本引きタイプで製作いたします。これで強度はアップいたします。
・・・が・・・マフラーは今までと同じなので振動が消えたわけではござりません
ノントラブル目指すならノーマル一番でござる。