900ccの名車・・・Z1とGPZ900R
2016年 07月 17日
Z1とGPZ900R・・・共に名車となり人気がござりっ。
1972年発売のZ1は903ccエンジン、
1984年発売のGPZ900Rは908ccエンジンでござります。
レース用エンジンで製作らしいが・・・ストリート用に戻す作業依頼でござる。
発電機、セルスターターがキャンセルされております。
欠品部品&使用不可部品も多数ござるので
必要な部品を入手しなければなりませんなぁ~。
全て純正新品部品があれば注文して組むだけなのですが、生産中止だらけ・・・
純正部品や社外部品で揃わない部品は使える中古部品を入手いたします。
無きゃ始まらないので探しますかっ。
中古は中古でも極上中古が良いのですが・・・探すのも簡単ではござりません。
無限の予算なら製作でしょうが・・・莫大なコストでござり現実的ではないのです。
補機類外しましてエンジンを降ろしますっ。
先月あたりで・・・純正ピストンが販売終了となりましたぁ!
(STDも0.50mmも無いっ!)
ミツション系のインプットシャフト・アウトプット側3速ギア&4速ギア・
シフトドラムも販売終了ですぞ・・・今後が心配でござります。
生産終了、販売終了がさらに進みますとロングライフ仕様が厳しいですなぁ~。
やがてZ1と同じで・・・
無いものは中古部品で対応いたす旧車修理となる日が来ますなっ。
しかしながら、GPZ900RはZ1ほど単純な構造ではないのでござる。
水冷・16バルブ・背面ジェネレーター・バランサー装備・その他、
部品点数も多く特殊で複雑・・・Z1の時代ほど部品が単純でなくしかも
丈夫でない部品だらけの現代エンジンでござるのが痛いのです。
あと20年頑張れるエンジンをめざすには新品純正部品が不可欠でござります。
「カワサキ殿!再販お願いいたします!」・・・新車も買いますから・・・