CBR600F4i・・・リフレッシュ作業でござる♪ その14
2018年 06月 18日
F4iのつづきでござる。
ファンモーターの軸を点検いたしますと・・・
縦方向(軸方向)だけでなく横方向(軸直角方向)にもガタがござり・・・
特に軸方向のガタは大きく、軸の回転もスムーズではござりません。
新品のファンモーターは、ガタなく超スムーズに回転いたします。
使い込んでいきますと軸方向のガタは進行しブラシは摩耗し
やがて限度値に達して寿命でござる。
ファンモーターは正常状態での使用であればかなりタフなはずなのですが・・・
今回のファンモーターは短命でしたなぁ~。
ファンモーター回転テストです。
とりあえず回転いたしますが、異音しながらの回転でござります。
3分間ほど回しましたが発熱はござりません。
が、
この状態ですとファン無しでござり・・・
ファン(プロペラ)による推進力(前方へ引っ張る力)が軸に掛って
おりませんので、
ファン取付部を下方向にして(重力の力で軸を前方へ引き寄せ)回転させます。
と、・・・とたんにフリクション増大でござり回転が鈍ります。
2分間ほど回転させますと・・・「熱っっっ!」
超発熱でござります!
ファンモーターテスト中に・・・DDUベアリングの
ダストシールがクルクルと回転いたしておりましたなぁ~。
ダストシールが外れているのではなくベアリングの外輪が回転していたのです!
ベアリングとハウジングの隙間が大きくなりガタつき・・・外輪回転です。
・・・合わせ目には防水防塵のコーキングでござります。
前方のダストカバーも板物プレス成型でござり、
チョい圧入とコーキング装着でござる。
フラットモーターでござりますので・・・「全てがペラペラ」
・・・さて、何がどうなっておるのか
つづく。