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森山です。
GPZ750 TURBOにブレンボキャリパーでござる。その4
前回のフロントキャリパーサポート製作のつづきです。
使うキャリパー、ボトムケース、ディスクプレートによって取り付けは決まります。その位置から
各寸法を測定し強度不足とならない様に設計し製作します。
簡単な形状の時と複雑な形状の時と・・・様々でござる。

フライス盤で加工でござる。
前回のブロック(第一段階)から・・・・まずは・・・この形にします。(第二段階)・・・・オフセット形状。
・・・これから取り付け穴加工&ねじ切り加工です。・・・その後・・・
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・・・車体に取り付け確認でござる。・・・これで装着OK!・・各部確認後に分解・・・現状のサポートは、
駄肉だらけなので・・・必要の無い部分を削ります。(第三段階)
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駄肉カット(整形)完了です。
これから、アルマイト処理いたします。・・・残す作業はアルマイト完了後ですなっ。
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こちらは・・・久々の登場!製作仕上中のGPZ900R用のショートミラーステーキットです。
量産は数が多いので大変ですなっ。・・・、並べて作業でござる。
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ペイントでござる。
この部品は、アルミ鋳造品でござる。・・・今回はショットブラストで表面を慣らしております。
・・・・一個、一個、手で磨くのは・・・・地獄でござるので・・・今回はショットブラスト!
鋳造のイイ感じが出ます。「この鋳肌がジジイにはたまらん!ですなっ。」
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by moriyamaeg | 2011-10-27 22:44 | 作り物 | Trackback | Comments(2)

ZRX1100 マルケジーニ!!

お久しぶりです、伊原です。悟りを開くどころか、ブログも開かず納期に追われてました。
現在お待ちのお客様、順番通りに作業しておりますので、今しばらくお待ちください。申し訳ございません…。


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最近急激に進化中のコンさん号です。


今回は…
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マルケジーニです。転倒をきっかけに買えちゃいます。コンさん漢です。


しかも新型の…
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M7RS Genesiです!!


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フロント



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リヤ



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肉抜きがカッチョイイです。こだわっとりますな!!M10S kompe-EVOとの比較で、3~6%の軽量化だそうです。




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シャチョさんもしげしげと眺めております。「コンさん、ドカ用にくれないかな…」
くれませんよ!!




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ディスクを装着してバランスを見ます。


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リヤも。前後ともピタリとエアバルブが真下に来ました。サスガ!



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タイヤはコンさんお気に入りのダンロップα12です。もちろん手組みで丁寧に装着!!バランス取りして、各部点検と給油して車体に組みます。文章にすると凄く簡単そうですが、実際には結構時間かかります。カスタム車両は特に気を使います。装着方法が間違っていたり、流用部品が適正でなかったり…。フルストックの車両も、キチンと組んでやると乗った時の印象も違います。



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完了です。



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最後に確認の為、試乗させていただきました。ZRXとは思えない戦闘能力の高さにびっくり!
コンさん、いい買い物しましたね!!
by moriyamaeg | 2011-10-25 20:37 | 足廻り編 | Trackback | Comments(0)
森山です。
GPZ750 TURBOにブレンボキャリパーでござる。その3
ディスクのオフセットとボトムケースの加工が終わり・・・
ようやく、フロントキャリパーのサポート製作開始でござる。

ステアリングステムのメンテナンス完了し・・・メンテナンス&加工済みのフロントフォークを
装着いたしました。
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フロントホイール装着しまして・・・・ブレンボキャリパーあてがい・・・「おー!付くぜっ。」
この後、サポートの寸法出しでござる。
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この塊が・・・・サポートに変身でござる。・・・・「カッカッカ・・・」
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厚みは、30mmでござる。・・・・キャリパー側は11mm厚でボトムケース側12.5mm厚となりまする。
なにを作るにしても削り捨てる部分が多いでござる。
・・・そして、物づくりは沢山のエネルギーを必要としますなっ。
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つづく。
by moriyamaeg | 2011-10-22 21:58 | 作り物 | Trackback | Comments(2)
森山です。
750TURBOのつづきでござる。
フロントの分解、加工、製作・・・リアの分解、加工、製作・・・
・・・フロントの加工、メンテナンス・・・リアの加工、メンテナンス・・・前後同時作業の方が効率は良い。
加工や部品発注など、なるべく一回で終わらせたいですなっ。・・・手順や段取りは重要でござる。

そうなると・・・バイクの足廻りは同時に外され・・・だるま状態となり超危険・・・
        移動が出来なくなるばかりか転倒の危険性、大である。・・・転倒は御法度。
そこで・・・・・・工場の端で、天井からオートバイを吊るして作業でござる。これで安全に作業できます。
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車体から、フロントフォーク&ステム廻り外し・・・・分解メンテナンスでござる。
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アッパー&ロアのステムベアリング交換です。・・・この時代(80年代)のカワサキ車で・・
純正のロアベアリング側にダストシールが無いバイクがあり・・・Z1000Rなども無い。
だから・・・錆びだらけ。・・何で無いんだろう?・・・カワサキだから?
今回、せっかく交換しますので、ダストシール付きの新品ベアリングにします。
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「おーーーっ!久々の、生年月日スタンプではござらぬかぁ~!」
・・・アンダーブラケットに押してありました。
「84年7月06日かぁ~」・・・皆さん、この日何してました?
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古いベアリングは専用のSSTで引き抜きます。
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新しいベアリングは治具をセットして、油圧プレスで圧入でござる。
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フロントフォーク分解!・・・メンテナンスの前に・・・・やることが・・・
キャリパーサポートが、ディスクとブラケットのクリアランスが少なくて作れない。
・・・クリアランス確保の為!まずは、ボトムケース加工でござる!
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フライス盤での切削でござる。・・・ボトムケースを削る時間よりも・・・
ボトムケースを水平にセットする為の各治具の製作とセッティングに時間がかかるのでござる。
掴みにくい物ほど大変なのでござる。
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キャリパー取り付け部分の面・・・綺麗に削ります。元の厚みは片押し1ポット用で厚い(厚すぎる)
ので削った後でも強度は十分です。・・・今回はOKですが車種によっては危険なものもござる!
・・・・左右ボトムケース加工しました。
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フロントフォークの加工とフルメンテナンス完了でござる。
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リア廻りの仮組み点検中。・・・この後スイングアームは分解されダイヤモンドコートでペイントでござる。
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その間にリンク系のメンテナンスします。各部品交換しますが・・・・生産中で、無い部品もあります。
なんと!純正リンク・・・・ゴールドアルマイト!仕様で・・・イカシテル!
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残すは・・・・フロントのキャリパーサポート製作ですなっ。
・・・実は他にもやる作業があるので、750TURBOしばらく続きそうでござる。
by moriyamaeg | 2011-10-21 21:28 | 作り物 | Trackback | Comments(0)

メタボなグリップ!

森山です。
先日、999のハンドルグリップを交換しました。


社外品の・・・
Pなメーカーのグリップでござる。
柔らかくて良いのですが・・・・なにしろ・・・
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耐久性が無い。・・・拙者は1000Kmでこの様です。前回も早々磨耗し・・・交換。
これは2個目のpなグリップござる。・・・・むろん3個目以降は無しですなっ!
今回は、ヤマハ純正のグリップ採用でござる!・・・どうなるか楽しみです。
Pなグリップは、柔らかいので磨耗が早く・・・接着部分が、直ぐにメクレちゃいますなっ。
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いつものようにエアーを送って・・・「プシューーーー!」・・・外れない!どころか・・
「わぁーーーーーーーーー!」
「何これ!めっちゃ膨らむ!」・・・・あまりの楽しさに・・・
「メタボになるグリップ!発見だぁー!」・・・膨らませては爆笑でござる。
こんなグリップ見たことないでござる。「わはははは・・・・・・・」
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by moriyamaeg | 2011-10-19 18:42 | その他 | Trackback | Comments(4)
森山です。
フルストックの綺麗なGPZ750TURBOでござる。
当時物だが恐ろしく綺麗!・・・・改造するのがもったいないが・・
ブレンボのキャリパー装着(ホイールやブレーキディスクは純正使用希望で!)その他依頼。
無骨なロッキードでなく流行のブレンボでござる。
フロントは40mmの4ポット。リアは削りの2ポット。・・・もちろんボルトオンではない。
・・・1984年式・・・設計が古く・・・純正は片押しの1ポットキャリパーの為、全てが狭く・・・
キャリパーすら入らないところからのスタート!装着するためには各部の加工と製作が必要。
また、前後足廻りのフルメンテナンスも同時作業でござる。

750TURBOです。作業は・・・
前後ホイール、フロントフォーク、ステム、スイングアーム、サスリンクのフルメンテナンス&
タイヤ、チェーン、スプロケ(530へ)、リアサス(WPへ)の交換、ブレーキ系はブレンボとする。
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その中の・・・製作物。
板材をくりぬいて・・・・作ったものは?
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これです。・・・・削って捨てた部分が大半でござるなっ。
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フロントブレーキディスクのスペーサーです。・・・(まだ加工途中ですが)
ホイルとディスクの隙間が狭すぎて4ポットキャリパーが入らないので、このスペーサーの厚み分
ディスクが外へ移動して4ポットキャリパー装着可能です。
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フロントホイールです。
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スペーサーを装着しまして・・・
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ブレーキディスク装着します。・・・・これでキャリパーが入りました。
このオフセットにより・・・・
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スピードメターギアのケーブル取り付け部分もずらさなければ・・・ディスクと当たる
ので加工です。・・・やはり一箇所だけでは済まないですなっ。
この後、キャリパーサポート製作するのですが・・・その前に
フォーク側の隙間も狭く・・・ボトムケースまでも加工でござるのです。
フォーク分解しての加工ですが、メンテナンスと同時に作業しますかぁ~。
その後・・キャリパーサポート製作ですなっ。・・・
・・・寸法取ったり、加工したり・・・狭いというのは実に大変でござる。
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フォークメンテ&加工は・・・メンテ部品注文でござる。部品入荷までに
リアブレーキ周りの加工でござる。
リアディスクに2ポットキャリパーの装着!・・・・さっそくOUT!
ディスクの幅がぶ厚い!キャリパーとのクリアランスが少なすぎますので、
・・・最小限の研磨し装着致します。
この後、キャリパーサポート製作します。リジットタイプの下側取り付けでござる。
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サポート製作し・・・
スイングアーム外して・・・・トルクロッドのマウントブラケット製作し・・・・
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これから、溶接でござる。
ブラケットは・・・7N01材の削り出し・・・溶接面は90度2面です。・・・抜群の強度。
スイングアームのリブに合わせ・・・はめ込み装着での溶接でござる。
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溶接完了!
・・・・この後、スイングアームはダイヤモンドコートのブラックで塗装します。
7075材のリアキャリパーサポートは最終仕上げ・・・トルクロッドも製作・・・各部品完成でござる。
アルマイト処理でのブラック仕様とします。
「最近の流行はブラックですなっ。」
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by moriyamaeg | 2011-10-19 10:10 | 作り物 | Trackback | Comments(0)
森山です。
本日は、GPZ750TURBOのフロントフォークオーバーホール&加工で・・
分解しました。・・・アンチノーズダイブが作動不良・・腐食による固着でござる。
部品はAssyのみの販売ですが、既に生産中止です。
アンチノーズダイブはフロントブレーキを掛けた時に同時作動して・・・フロントフォークの
圧側ダンパーを強く効かせてフロントフォークの急激な沈み込みを防ぐ機構・・・
この750TURBOは極上車のピカピカですが、歳は重ねておりますので、やはり
見えないところは痛んでますなっ!やはり各部のメンテが必要でござる。・・生産中止部品もあるが
そのまま放置では長く乗れないので・・・頑張って修理作業でござる。
今回はロッドが固着しており作動しっぱなしでござり、分解して修理いたします。
ところが・・・腐食での固着で簡単にバラせない・・軽くウン時間・・・固着なければ数十秒なのに!
生産中止のアンチノーズダイブ絶対に壊せない。
本日の作業はアンチノーズダイブユニット分解修理(無事完了)のみで本日終了・・・そして夜です。
・・・クククッ。

おっ。
今日のブログは、エアーツールで・・・その2 「ベルトサンダー」でござる。

当店、ベルトサンダー(ハンディータイプ)でござる。動力源は圧縮空気でござり、供給エアー圧力は
規定値で使用しないと短命となります。・・・エアーレギュレターで調整しておりまする。
上から、日東工機製ベルトンB-20B型。中が、ベルトンB-10B型。下が、ベルトンB-10A型。
B-20B型は15年使用。B-10B型は13年使用。B-10A型はモデルも古い!・・20年使用。
全てフルメタルモデルの高耐久!最高です。
現在は、モデルチェンジしてまして・・・一部、樹脂部品有りのモデルでした。・・・残念。
・・・フルメタルの復活を望みます。
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その中のベルトンB-10A型・・・・最も古く、20年間!こき使っておりまする・・・
溶接機と一緒に買ったものです。・・・・メンテは確実に遂行してます。
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今回は、20年目でようやく・・ブラケットが壊れました。ブラケットは角度調整できます。
そのため可変部分の形状はクランプタイプ・・・・長年のストレスで真っ二つ。
部品注文したら在庫有り!20年経ってもちゃんと有ります。・・・さすが日東工機殿!
MADE IN JAPANの底力です!
今回交換しました、黄色の矢印部分がそのブラケット部品です。(3500円位でした。安い!)
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これでまた元気に活躍ですなっ。
先日、エアードリルを購入しましたが・・・・各メーカーのモデルをチェックして、最終的に選んだのは・・・
やはり日東工機製でござった。・・・トリガーが樹脂製だったのが残念でござるが・・
現在の、日東工機モデルはいかなるものか知りたく・・・実戦テストでござる!
ニューモデルも高性能で高耐久ならいいのだが・・・・結果は20年後ですなっ。
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エアーツールも奥が深い・・・・。使ってみないと分からない事が多いでござるぞ。
by moriyamaeg | 2011-10-17 19:49 | 小ネタ編 | Trackback | Comments(0)

エアーTOOLでござる。

森山です。
只今・・・外は雨・・・
本日は、当店の働きものの・・・エアーツールでござる。
長く使えるようにしとりますが、やはり古くなると壊れます。
買うときには、高耐久で性能の良いものを買います。もちろん部品の供給体勢も重要です。
エアーツールは日本製が一番でござる!高品質で高耐久ですなっ。・・・
しかしながら・・・最近は樹脂部品をよく使う(コストダウン)・・・樹脂部品は、高耐久でなくよろしくない。
樹脂製は軽量というけど、壊れやすい。・・・鉄が一番だが、さすがに重いので・・・
アルミと鉄の複合がベストでござる。(コストはかかるが良いものができる。)
業務用は・・・投げても・・・落しても・・・車で踏んでも?・・・大丈夫!
やはりフルメタルが一番でござるなっ!(昭和の時代は殆どがフルメタルでしたなぁ~。)


当店のインパクトレンチでござる。・・・全て高耐久性・・・メタルでござる。
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一番は・・・瓜生製のUW-13S型・・・最強でござる。
鉄とアルミでできてます。・・・ぶん投げてもこわれませんし未だにハイパワーでござる。
30年以上こき使われてますが・・・健在!全く壊れない!・・・日本の高度成長期の名機です。
外観はボコボコ・・・強烈に投げられたり落されたりでアルミボディー傷だらけ・・
各部、すり減ってますが・・・あと30年はイケそうですなっ。
世界最高峰を目指した時代のものでござる。消費社会の今では考えられない・・・現在の商売
ではアウト!でしょうが・・・メーカー信頼度は抜群でしょうね。
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トリガーは焼入れされた鉄製!・・・回転方向切り替えのレーバーは銅製!・・・全く壊れない。
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こちらは・・メーカー?菱形にAAAのマーク・・・MW-1200P型
フルメタルでござる。
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こちらは、NPK製のSW-12型です。・・小さいながらパワフルの高耐久!
20年間頑張ってます。・・・過去一度だけトラブル・・・内部のエアーバルブのボールが
傷み・・・交換しました。・・・このボールは樹脂製で・・・やはり、樹脂は10年でおしまいですなっ。
それ以外は絶好調!本当に元気でござる。
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こちらは・・・ブルーポイント製ですが・・日本製。 AT750B型・・・
この中では・・・最新型。
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トリガーは・・・残念ながら樹脂製でござる。・・・最大でハイパワーですが。。。
耐久性は一番だめでしょうなっ。壊れたら・・・2011年式の物で良い物を探すのでしょうが・・・
デフレの中・・・良い物はあるのでしょうか?
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そうそう・・・エアーツールは専用のオイルを決まったサイクルで注します。・・これが長生きの
秘けつでござる。・・・当店は厳しく管理致しております。・・「おぃ!油注せよっ!」・・口癖でござる。
次回は・・・ベルトサンダーの巻き。
by moriyamaeg | 2011-10-14 21:42 | 小ネタ編 | Trackback | Comments(4)
森山です。
本日も、フライス盤&旋盤加工・・・夜になると目が見えぬ。・・本日ここまで・・・
・・・加工やめて、ブログ更新やりますかぁ~ねっ。
カワサキGPZ400Rエンジンオーバーホール・・・その7・・・最終回でござる。

ピストン加工終わり・・シリンダーの加工も終わり・・・シリンダーヘッドの加工も終わり・・・
残すは、圧縮比を11:1にするための・・・燃焼室容積合わせでござる。
最終的に、ヘッド面研により調整します。
まずは現状の容積を実測いたす為、エンジンを組み立てます。
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拙者、この入れ物に、ビューレット管をしまい込んでおりまする。
ビューレット管はガラス製で・・・すぐに割れますのでケースに厳重にしまい込んでおります。
その昔・・・
このケースを刀のように振り回し・・・地べたに叩きつけて遊ぶガキ・・・幼稚園児ミツキでござる。
中身のビューレット管は粉々でござり・・・しこたま叱りましたが・・・今もあまり変わらない・・
その頃に書いた「みつき さわるな」の文字でござる。
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ビューレット管でござる。
組立てたエンジンのプラグの穴から液体を注入いたしまして・・・その量が燃焼室容積となります。
当然、ピストンは圧縮上死点にしときます。
燃焼室内部にエアーが抜けず溜まったままですと正確な容積ではないので注意でござる。
測定した容積から圧縮比が分かります。・・・・現状は低い(10.2:1)でござる。
目標(11:1)になるように面研する寸法を決めます。
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決めた寸法で面研&燃焼室加工いたしました。・・・いよいよ組み立てでござる。
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SPLピストンを装着します。
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SPLシリンダーを装着します。
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シリンダーヘッドを装着します。・・・この後、燃焼室容積を再測定いたしOKでござる。
加工や、作業や、測定やらで・・ここまで完成いたしましたが・・・まだやる事があります。
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バルブタイミングのずれでござる。・・・ケース、シリンダー、ヘッド・・・・全ての面研合計は大きく・・
・・カムチェーンは標準長さなので、面研分だけバルタイが遅れます。
そのずれを正す加工調整を致します。
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排気側です。・・・面から合わせラインがずれてます。(遅れてます。)
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吸気側も同じくずれてます。・・・面の下で見えません。このズレを加工調整します。
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バルタイも無事、加工調整完了でござる。・・・
この後・・・テンショナー加工しまして・・・・ようやく終了!
ピストンが無いばかりに大変な思いをいたしました。
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ジャ~ン!~♪ エンジンオーバーホール完了です!
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これで、調子よく長く乗れますぞ!
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エンジンを搭載いたしまして・・・FCRキャブレターやオイルキャッチタンクその他・・・装着。
点火系はASウオタニでござる。
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ダイナモにてセッティングでござる。
慣らし運転ができるようにセッティングいたします。(低開度から中開度)
メイン系(中開度~高開度)は慣らし後にセッティング致しますので過去のデーターでの
番手とします。
ものすごくスムーズで静かなエンジンとなりました!ミツションの入りも抜群でござる!
確実にパワーアップでござるなっ。・・・・慣らし終了後が楽しみでござる。
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遂に、納車です。・・・長期に渡るオーバーホール(チューニング?)でしたなっ。
季節は、すっかり秋となりましたが・・・・慣らし運転よろしくお願い致します。
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これにて、GPZ400Rエンジンオーバーホールの巻き、おしまいでござる。
ミドルクラスのオーバーホールお待ちしております!・・・部品が無いと大変ですが・・・
by moriyamaeg | 2011-10-12 00:59 | エンジン編 | Trackback | Comments(13)
森山です。
本日は、フライス盤にて部品の製作をいたしておりました。
作業に集中してますと・・・一日が早い!もう夜でござる。
明日もフライス作業でござるので・・・・今日は、早く寝ます。

カワサキGPZ400Rエンジンオーバーホール・・・その6です。
腰下各部のメンテナンスや下準備が完了いたしましたので
今回は、腰下の組立てでござる。・・・(駆け足でレポート・・・拙者、早く寝たい為。)

これから、腰下の組み立て作業です。
必要な部品を分かりやすく並べます。・・・図には無いですが新品部品も並べます。
必要な工具も並べますと・・・・かなりの場所を占領いたしまする。
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こちらは、カムチェーンと駆動用のプライマリーチェーンと親メタルとクランクオイルシールでござる。
左は新品で、右は交換部品(旧)・・・チェーンは伸びておりまする。・・・交換でござる。
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こちらは、前回レポートしました部品達・・・・下準備完了ですなっ。
いよいよ組み立てです。分解、組み立ては、下準備に比べれば屁の河童でござる。
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そりゃっ!アッパーケースにクランク、セカンダリー、ミツション、他を装着します。
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あらよっと!ロアケースを被せます。
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どっこいしょ!オイルパン装着!
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左側です。セルモーター、発電機、ミツションカバー系・・・装着!
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・・・・ウォーターポンプ装着!
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お次は!クラッチ、パルサー系装着、右側でござる。・・・
・・点検測定メンテナンス済み部品を組み付けるのは楽チン!
瞬間芸でござる!
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はい!装着おしまい。
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クラッチカバー取り付けて腰下完成!・・・・下準備が終わっていれば組み立て作業は早い。
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ここから、腰上の作業でござる。・・・ここからは、改造部分もあり、測定や加工や各部調整など
ござり、多くの時間を費やすのでござる。
バルブガイドが16本必要でしたが・・・純正が最後の8本しか無く・・・
残りの8本は製作でござる。
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こちらは、IN側・・・純正部品のガイド・・・鋳鉄製でござる。安い!
問い合わせした時点では在庫16本あったのだが・・・注文した時点で・・・なんと8本しか無かった。
一足遅れで入手できず。・・・残念。・・旧車では良くある事ですが、悔しい。
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こちらは、EX側・・・製作しましたガイド・・・りん青銅製でござる。単品製作なので高い!が仕方ない。
この後・・・ピストンに合わせて燃焼室加工&圧縮比を11:1にするため
燃焼室ボリューム実測測定し加工&調整します。・・・大変です。
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ピストン加工中!・・・
ピストン削るにも・・・ピストンをホールドする為の・・・治具を作らなければなりませぬ・・しかも上下・・・
シリンダー&ピストンもボーリングして終わりではない・・・シリンダー各部の加工あれこれ・・・
ピストンも加工あれこれ・・・大変です。
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このあとも・・・大変な作業が続きます。
その7へつづく。それでは、おやすみなさい!でござる。
by moriyamaeg | 2011-10-09 20:36 | エンジン編 | Trackback | Comments(0)

モリヤマエンジニアリングの日常を投稿してます


by moriyamaeg