森山です。
Z1改のつづき。
エンジンオーバーホールに必要な部品と、エンジンチューニングで必要な部品と、
ストリート仕様に戻す為に必要な部品と、大きなものから小さなものまで沢山の部品が
必要でござりました。
社外部品・流用部品・加工部品・製作部品での対処と・・・
純正新品部品での対処と・・・純正中古部品での対処と・・・様々。

今回も、旧車特有の壁(生産終了部品探し)で、
程度良好な部品の入手に四苦八苦でござりました。
(とりあえずのものではなく、ちゃんと使えるものを探すのが大変でござる。)









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シリンダーヘッドの内燃機加工でござりました♪

怪しいバルブ系部品は全て廃棄いたしまして、
新たな部品投入でござる♪・・・
Z1000Jの純正IN&EXバルブ流用でBIGバルブ化とし、
GPZ1100の純正リテーナー&タペット(リフター)流用でインナーシム化とし、
ヨシムラ製のST-2カムシャフト&強化バルブスプリング装着でござる♪













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シリンダーヘッド面不良(最低な面だし作業されてました。)は、高精度面研いたし、














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コスト奮発いたしまして♪
高精度なシート合わせ(各気筒の突出し量も揃え)&スペシャルなガイドへ入れ替えでござり♪
クリアランスもベストと致し、新品バルブと相まってごきげん仕様でござる♪












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旧カムシャフトでござります。・・・
カム山は薄らと錆びておりますが・・・新品のようです。











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・・・メーカー不明の怪しげなレトロなカムシャフトでござり、
今にも折れそうな鋳肌とまずまずの精度ですので・・・











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レトロカムはやめまして・・・
信頼性高く高精度なヨシムラ製カムシャフトへ交換でござる♪











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左がレトロなハイカム・・・ベース円が小径(加工カムの小径パターン)で
古いもののようで、マスターカムが加工カム寸法だったのでしょうなぁ。
右はヨシムラ製ST-2・・・ベース円は純正と同寸でござり(素材加工カム)優秀!












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ヨシムラST-2カム装着いたしますと、
カム山が高くリフターホールのふちに激突いたして回転しませんので、
カム山の逃げを作ります。











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逃げを作りますと・・・カム山が当たらず回転OK♪












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吸気側は全て当たり・・・排気側も何箇所か当たり、当たらない所もギリギリなので・・・
全てのリフターホールに逃げ加工でござりました♪













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「ジャ~ン!」・・・高精度で元気なシリンダー完成でござります♪













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加工精度とシリンダーライナーと無加工で程度良好なベースシリンダーのおかげでござります。











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高度な加工と、高度なライナーと程度良好シリンダーの3拍子が揃えば、
全ての結果が良い♪
・・・シリンダー面研量も極わずかで済み面精度も高い♪
また、カムトンネルOリング溝への影響もゼロでござる♪














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上がペラペラの旧シリンダー・・・
下がスリーブ厚さの増した新たなシリンダーでござる♪

つづく。












# by moriyamaeg | 2017-03-16 21:15 | エンジン編 | Trackback | Comments(0)
森山です。
Z1改・・・公道仕様への車体作業開始でござり♪




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2Fで寝ておりました車体・・・工場へ移動いたして









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・・・天井から吊るされます♪

レース車両でサイドスタンド無し、
フレーム側にあるはずのブラケットすらも無し、
公道仕様への第一歩で・・・サイドスタンド装着から~♪

・・・つづく。


# by moriyamaeg | 2017-03-16 00:14 | 作り物 | Trackback | Comments(0)
森山です。
Z1改のつづき・・・







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残念なシリンダーヘッドAssy・・・「直しますかぁ~♪」
・・・必要な新品部品が入荷致しましたので加工開始でござる。











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旧シリンダーは廃棄し、新たなベースシリンダーを準備いたし点検測定でござる。
・・・無加工品で程度良好なものを探しまくりまして無事ゲット・・・加工開始です。











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良好な肉厚のシリンダースリーブといたします♪











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・・・パムス殿のスリーブでござる♪
肉厚確保&外周が銅メッキで熱伝導性良好っ♪
もちろん確実な内燃機加工も第一条件です。












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スリーブの肉が厚くなる分、外径が大きくなり・・・クランクケースに入らない。
クランクケース側にある穴(スリーブ逃げ穴)を拡大加工(ケースボーリング)します。
・・・組み上がったばかりのエンジンでしたが再度分解でござる。










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・・・「振り出しに戻った感が辛い。」
完全に分解いたしアッパークランクケース加工開始でござる。

つづく。




# by moriyamaeg | 2017-03-12 22:52 | エンジン編 | Trackback | Comments(0)
森山です。
Z1のつづきでござる。








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腰下は散々でしたが・・・
腰上は?・・・
新品のJEピストン72mmでしたが・・・
残念ながら、シリンダーライナーの沈み込みが発生しておりました。
シリンダーヘッドは・・・
社外新品部品でのBIGバルブ&強化スプリング&チタンリテーナー
&インナーシム化&ハイカム仕様でござりポート加工も遂行されておりまして・・・
ここまでの仕様であれば常識的にOKかと思われますが・・・だめでした。










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ライナー沈んだシリンダーは、
面研&カムトンネンルのOリング溝掘り加工いたしまして・・・












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シリンダー装着し・・・









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面研分の帳尻合わせで、ヘッドガスケット厚さを1.1mmから1.3mmに変更いたし
・・・


そもそも・・・
このエンジン仕様は、サーキット仕様で組み上げたばかりと聞いておりましたが・・・
腰下は完全にアウトでござりましたので、今回、腰下メインでのメンテを考えていたのですが・・・
腰上はチューニングメニューと使用部品も社外品ではござりますが新品部品が投入されており、
問題なしを想定しておりました。










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シリンダーヘッド系もアウトでござり・・・
・・・ヘッド面が(Vの字)に狂って、カムホルダー系のトラブルもござり、
バルブシート面もアウトで・・・








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ヘッドバルブ系部品(社外品)外し・・・点検確認。










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バルブ外しますと・・・「わぁー!シート面が錆びてますがなぁ~。」










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シート当たり幅も広く・・・












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とりあえずスリスリしてみますと・・・












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強烈な当たり幅で・・・なんと2mmオーバー!(適正値は1mm)











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バルブも全面当たりでござり・・・
ガイドもカムシャフトも怪しく・・・・











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こりゃ、ヘッドやり直しですな。

この際、あやしい社外品は外しまして・・・
信頼の純正部品&ヨシムラ部品を使用し快調なヘッドといたします♪











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今一なシリンダーは、面研&Oリング溝掘り加工いたして
使用しようとしてましたが・・・














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下穴加工や圧入状況も今一ですし、











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スリーブ肉厚もペラペラで薄すぎで・・・リスクが大きいので、
信頼の新たなシリンダーを製作といたします♪











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結局、腰上も全てやり直しとなりました。
・・・つづく。




# by moriyamaeg | 2017-03-10 21:31 | エンジン編 | Trackback | Comments(0)
森山です。
2016年8月18日のつづきでござる。
タイトルが「Z1のエンジンオーバーホールでござり・・・その5」でしたが、
仕様&作業内容変更もござり・・・つづきは、その6ではなく
「Z1改のエンジンO/H&公道仕様への変更・・・その1」に引き継ぎます。







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Z1改・・・入庫時のショットでござる♪












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去年から今年にかけて長期作業中のZ1改でござります。










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外観が綺麗でも・・・旧車は旧車でござりますなぁ~。


エンジン、車体、前後足廻り、前後ブレーキ系、全電装系、保安部品、燃料系、その他、
作業も進みそろそろ完成です~♪
作業個所と作業内容が多く、部品探しにも時間がかかり・・・
・・・そんなわけで、遅れてのレポートでござります。

つづく。




# by moriyamaeg | 2017-03-09 23:39 | エンジン編 | Trackback | Comments(0)

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