本日担当モリヤマです。

SさんのGPZ900Rです。972cc,ヨシムラST-1カム、TMR38MJN仕様!今までKファクトリー製

4-2-1チタンマフラーでした。・・・・軽くて速いマフラーではあったのですが・・・・不等長の

4-2-1特有の排気音が不満なのと、3500rpmあたりの谷が、乗りづらいとのことで今回、

中古ですが、ノジマ製4-1チタンへチェンジ!となりました。・・・音が良く、谷が少ない。

でもこの中古マフラー、サイレンサーがぺっちやんこ・・・それ以外はグッドコンディションでした。

リペアするか、交換するか・・・・・よし、違うサイレンサーにして、ほどよいアップマフラーにしよう。

とのことで、今回の作業となりました。


気になるサイレンサー重量ですが、ノジマ製チタンサイレンサーは1981gでした。
a0163159_2291357.jpg




フランスのメーカー、Devil製オーバルチタンサイレンサーは驚異の1340gでした。 
なんと641gも軽いではないか。・・・・ しかもサイレンサーバンドはドライカーボン!   
a0163159_2293545.jpg



位置決めです。・・・なるべく車体に沿わせて転倒時のダメージを小さくします。
オーバルタイプサイレンサーなので空気抵抗も少なくでき、横幅が狭いので転倒時の
ダメージも小さくしやすいのです。
a0163159_2295517.jpg



マフラーステーです。Kファクトリー製流用・・・・このままだと長いので。
a0163159_22101660.jpg



ちょんぎる。・・・・・・・・・ついでに、ちょい軽量になる。
a0163159_22103427.jpg



適当ではありません。この様に角度に合わせて位置決めしております。
a0163159_2210547.jpg



位置決め後、ステーの溶接作業です。ビビビビビビィー
a0163159_22111345.jpg



ステー溶接完成・・・強度もOK!
その他に、スプリングフック、中間パイプの角度、サイレンサーバンドアタッチメントなど
製作加工してマフラー取り付けました。
a0163159_22113615.jpg



マフラー特性が4-2-1と4-1では、全く違う為、セッティング変更です。
まずは、シャシダイナモで空燃比測定、パワー測定していきます。
a0163159_22115959.jpg



今回は、ヨシムラ製MJNのTMR38です。スロー系とメインジェットを中心にして
各部セッティングしていきます。・・・・・・もっとMJNのストロー・・種類出して欲しいなー。
a0163159_22121717.jpg



スローとメインジェットです。これはミクニTMR用のみ、この他に各JN,NJ,AJ,も揃えてあり、
ケイヒンCR,FCR用。DYNOJET用等々も合わせると、・・・腐るほどあります。・・一財産です。
セッティングする度に必要なので買いそろえてますが・・・・ジェット見るたびに、いくらかかって
いるんだろーと思います。・・・でも計算は、しません。・・・いやになるからです。
JN・・・ジェットニードルが最も種類が多く、しかも高いので困ってます・・・・でも買ってます。
a0163159_22123911.jpg



ジャン!!マフラー&キャブレター終了!!この後、実走セッティングいきます。
しびれるいい音質です。音量は決して爆音ではなく、ほどよい音量です。
サイレンサーのアップ具合も程よく、品があります。Sさん、
とりあえず箱根で試し乗りしてきてくださいね。
今回、オイルクラーキャンセルしてエンジンオイルは、ASHにしておきました。さらに
軽いNinjaになってますよ!!
a0163159_2213083.jpg


こんな仕事もやってますので、気になる方はモリヤマまでご連絡を!
ただし直管は、お断り致しております。・・あしからず。
# by moriyamaeg | 2010-02-27 00:38 | マフラー編 | Trackback | Comments(6)
本日担当森山です。

今日は天気も良く、バイク日和の定休日でしたが、何もせず体の充電してました。

明日からエンジンオーバーホール三昧の日が続きます。・・・・それで充電なのです。

今回のHONDA CB750Fcですが,車検依頼でブレーキ系フルオーバホール、電装系パーツ交換,

油脂類交換、総合点検プログラム、キャブレター不調なので好調にしたい。との依頼・・後にエンジン

原因による不調も発覚・・・・10年位前だと、ひどいCB750Fのエンジンでも完璧にオーバーホール

できたのですが、今では最低限のオーバーホールパーツしか手に入らない・・・・残念です。

しかしエンジンのベースが良ければぎりぎり直せるのです。この最低限のオーバーホールパーツが、

本田技研からまだ買える。・・・80年代のオートバイだということを考えれば幸せなことであり、

これにより今後10年気持ちよく乗れるとなればさらに幸せなことである。

CB750Fz,a,b,cの方々は今回がラストチャンスでしよう。これ以上のパーツが生産中止になれば

オーバーホールの定義が崩れてしまいます。・・・・・ガンバレHONDA乗り!!

別件で只今HONDA CB750K0のエンジンオーバーホール依頼あり・・でも、ろくなパーツないです。

今回、無い物は、作るしかない!フルオリジナルのCB750K0・砂型クランクケースの初期型ですぞ。

CB750FcもCB750K0も、快調で走って頂きたいです。





シリンダーと、シリンダーヘッドです。・・・きれいにカーボン落とし・・・これから加工です。
ブログ始める前から分解してありました。オーバーサイズピストンがセットで欲しかったのですが、
本田技研からだとSTDのピストンリングしか出ません。シリンダーボーリングの為、ずーっとピストン
探してましたが、純正あきらめて社外のワイセコ製ピストンにしました。・・これにてボーリングです。
ヘッドは、純正新品IN,EXバルブ・バルブガイド・オーリング・ステムシール交換とガイド入れ替え
内径リーマ合わせ、シートカット、すりあわせ等々で、40000kmは、一安心です。
a0163159_18463533.jpg




今回交換する部品達です。ピストンだけが心残りです。・・MAID IN JAPAN・アート製にしたかった。
でもカムチェーン・テンショナー系・クランクメタル・コンロッドメタル・べアリング・オイルシール・
オーリング・ステムシール・ガイド・バルブ・ガスケット等々・・・・必要な物揃ってよかったです。
なにより今回のオーバーホールエンジンベースが、優秀でよかったです。
クランクや、ミッション系だめなCB750Fだと・・・さらに程度の良い部品またはベースエンジンを、
買ってこなければならないのです。ボロボロだとオーバーホールのお金がさらにかかります。
a0163159_18465847.jpg



CB750Fc のシリンダーヘッドASSY!!
これからIN/EXバルブをはずします。
a0163159_18472773.jpg



黒いススだらけです。プラグは掃除したてのものです。
かなりの量積もっております。でも殆どのバイクこんなかんじです。
四輪のインジェクション車だと100000km走ってもこんなにはなって無くきれいです。
FCRで市街地走行ばかりしているとこんなものじゃすまないですぞ。
とくにハイオクガソリン車は、注意!
ちなみに、このCB750Fcはフルノーマルで、レギュラーガソリンです。
a0163159_18475741.jpg




16VALVE、外して、並べました。単気筒2バルブが、羨まし・・・・2本だけ。楽ちん。
a0163159_18485399.jpg




インレットバルブです。・・・よく見ると・・・・何か変です。・・・・
インレット左側バルブには、カーボン付いてませんが。右側バルブには、てんこ盛りです。
・・・・なぜ?・・・
あと、バルブの当たり幅も広くなりすぎて、ガイドとステムのすき間も広くなりすぎて、
どうみてもオーバーホールです。
a0163159_18491260.jpg




インテークポートの形で、左右でガスの流れが違う為に起きたものです。
左は、ダイレクトにガスがあたり洗浄効果強く、きれい。右は斜め過ぎてガスの流れが
やや弱い為、洗浄効果弱くきたない。・・・ただそれだけです。
70年代4気筒エンジンの幅が広いこのころは、ストレートポートだとキャブレターの幅も
広くなり、ライダーがニーグリップ出来なくなるので・・・・・キャブレターの幅は狭く、でも
エンジン幅は狭くできず。・・・・・こんなになってしまいました。・・・空冷だとしかたない。
80年代、水冷となってエンジンの幅は狭くなっていきました。GPZ900Rなどは狭い!
しかしNo1/No4ポートはまだ多少斜めずれしています。
88年頃になるとさらに真っ直ぐになっていきました。同時にパワーアップもしています。
ZX10がその代表です。VF750FからVFR750まで・・・Vなのにポート曲がってました。
でもRC30からストレートポートになってます。RC30,すごく良いオートバイでした。
a0163159_18493322.jpg



空冷4気筒、センターカムチェーン、・・・ヘッドの幅、キャブレターの幅、ポートの流れ、
でも当時最高の市販車!!DOHC 16VALVEですから。
a0163159_1849518.jpg



これは、キャブレターインシュレータです。
エンジン側バンド絞めすぎ・・・・原因はエアー吸ってるから強く絞めたみたい。
形が変わる位絞めてました・・・・・でも・・・・
a0163159_18501773.jpg



これじゃー・・・・いくら絞めてもだめです。・・・・・安い部品なのに何故変えぬ・・・
a0163159_18504043.jpg




・・・カチカチ・・・ヒビヒビ・・・そして破れ。・・DOHC 16VALVEが泣いておる。
a0163159_18505863.jpg




HONDA CB750F に気持ちよく長く乗りたいなら。
とりあえず、今すぐオーバーホールしなくてもラストチャンスです。最低限の
オーバーホールパーツだけでも買っておいてください。・・・絶対です。
a0163159_18511862.jpg


今回はCB750Fcでしたが明日は我が身です。みなさんパーツの心配してくださいよー、
カスタムパーツは二の次です。

・・・しばらくエンジンネタつづきそうです。
# by moriyamaeg | 2010-02-24 23:11 | エンジン編 | Trackback | Comments(4)

さて何でしょう?


本日担当の伊原です。


早速ですが、これ何でしょう?
a0163159_1951193.jpg




チッ




チッ




チッ






答えはこれ!
a0163159_19515031.jpg

オーリンズのリザーバータンクステーでした。


通常はサイドカバーの下に付くんですが、この車両はうちの大容量フェンダーレスを装着して、その中にタンクを付けてました。
それが気になっていたオーナーさん、オーバーホールのついでにホース長を変更して移設して下さいとの依頼。ワンオフでステーを製作しました。

これでまた一歩、理想のNINJAに近づきましたね!
# by moriyamaeg | 2010-02-23 20:37 | 作り物 | Trackback | Comments(2)
本日担当モリヤマです。

前回はフロントパイプの曲げ加工、製作まででした。今回は、フロントのパーツ組み立て、

中間パイプ製作、組み立て、スプリングフック取り付けいたします。

今日は、ちと疲れてますので・・・駆け足で説明しちゃいます。



NO1,NO4のパイプにフランジスリーブ溶接組み立てしました。の図
a0163159_20431326.jpg




NO2,NO3のパイプもフランジスリーブ溶接組み立て完了です。
やはり、弓に見えおるのおー。いやいや、様々な条件クリアした結果の形状!これでよし。
a0163159_20433882.jpg




ジャーン!!ついに4本全てを組み立てました。・・・うん、かっこいい。
この部分は、ラジェターやカウルで、まったく見えなくなりますが・・・何か?
でもって泥んこになる場所です。でもチタンは、腐らないのでいいですよ。
a0163159_2044180.jpg




長い時間を費やし前方が終わりました、次は後方です。
集合部の後の中間パイプです。差し込み部と曲げパイプをそれぞれ作り、最後に溶接です。
写真は完成してます。・・・・作業に集中してたら途中写真撮るの忘れました。
a0163159_20442175.jpg



中間パイプを取り付けると、こうなります。・・・深いバンク角も確保!
この中間パイプ抜けば、オイルフイルター交換できるようになってます。集合部から外すの大変ですから。
また、オイルドレンも問題なく外せるようになってます。
a0163159_20445058.jpg




ジャジャン!完成!?
実はこのサイレンサーは・・・・・・紙です。・・・燃えて無くなる。
依頼された形なのですが、問題がないか、作る前に実物確認するのです。
a0163159_2045197.jpg




これは、ガマカツの釣り針ではござらぬか。
今回、分割式マフラーなのでジョイント部が抜けないようにフックをつけ、そこにスプリングを張ります。
これはスプリングフックと申します。もちろんチタン製です。
a0163159_2045453.jpg




こんな風に、付いてるやつです。
a0163159_20461292.jpg




今回は10ヶ所にスプリングフックを付けました。このあと作るサイレンサーに2ヶ所です。
スプリングは、計8本使用します。
a0163159_20462864.jpg




ここまでで70パーセント完成です。残るはサイレンサー・取り付けステー・ブラケット等々・・・
今回、軽量もテーマなのでサイレンサーは0.8mm厚チタンにします。もちろん中も全てです。
全体にコンパクトなので、超軽量型フルエキゾーストマフラーとなるでしょう。
・・・・・・・その6へつづく。・・・・・おやすみなさい。
# by moriyamaeg | 2010-02-22 23:34 | マフラー編 | Trackback | Comments(9)
本日担当森山です。

GPZ400Rワンオフマフラーその3は、EXフランジ製作、集合部の溶接組み立てでした。

今回はフロントパイプの曲げ製作です。まず長さ・形状・角度・等々・・ラジエター・カウル・

オイルドレンボルト・オイルフイルター・バンク角・地上高・等々・・すべての事を考えて

フロントパイプ形状を決めます。その形状を曲げ治具にします。

この作業が重要であり、かつ大変です。適当に終わらせると後で必ずしっぺ返しをくらいます。

またパイプ長さですが、長さが決まったら何が何でも・・スペースが無ければとぐろ巻いてでも、

押し込まなければならず・・ネイキッドはよいのですが、レーサーレプリカやV型L型エンジンは、

くねくね曲げて押し込むスペース狭くて大変です。、太いパイプほど時間がかかります。

ちなみにVFR750・VF750・VF1000などは、リアバンクのフロントパイプ製作・取り付けの為に

エンジンを降ろさなければなりません。しかもV型4気筒!量産ならOKですがワンオフマフラーだと

コスト面でも作業面でもつらいです。直列6気筒の6in2in1だと・・・2台分作る感じ・・

何本もマフラー買ったけど自分の好みのものが無いという方は、最初からワンオフマフラーを

作ったほうが安上がりです。・・・・・ただし人並み外れた、こだわりが無ければ作りません。

作り手としては・・つるしのマフラー、ワンオフマフラーどっちでもいいじゃんとか、どこが違うのとか

だと悲しくなっちゃうもんで。

それでは今回の作業です。

これフロントパイプNo4の曲げ治具です。・・・・弓矢ではござらぬぞ!
見るとただの弓ですが・・この形になるまで実は何時間もかかるのです。
床などに置いて、足でふんずけたら・・・・違うものが出来てしまうため必ず
壁にかけております。・・・・・量産型は曲がらぬよう、太いものになってます。
a0163159_22182468.jpg


そして、うちの猫たちのトイレで・・・只今そうじ中!!
・・・似ておるが、これがしはマフラー用の曲げ砂でござる。パイプに詰める砂です。
そのむかし散歩中のイクラに・・・うちの猫・・・おしっこされた事あります。・・激怒しました。
a0163159_21162238.jpg


これは祭の道具でござる。・・・・まちがいない。
a0163159_21165457.jpg


パイプの曲がりを、曲げ治具あてて確認する・・・正確に曲げなくてはならない!
失敗したら、再度新しいパイプに砂詰めしてやり直し!
a0163159_21175933.jpg


はじめの曲がりOKです。このNO4のパイプは合計3ヶ所曲げます。
a0163159_21181948.jpg


これは2ヶ所目の曲げになるところを、拙者がバーナーで焼いておる図!
寒い時期は楽し仕事であるが、暑い真夏は・・・・・・地獄絵図!あまりの暑さに
塩、舐めながら・・・うそです。
a0163159_21183679.jpg


NO4パイプ、無事3ヶ所目も曲がり終えました。このようにして、NO1,NO2,NO3パイプも
曲げていきます。
a0163159_2119968.jpg


いらない部分をカット整形してフロントパイプ誕生。写真はNO1とNO4です。このあと
フランジスリーブ溶接したら前方組み立てです。・・・・・まだまだ先は長いです。
a0163159_21193687.jpg

GPZ400Rワンオフマフラーその5へつづく。

マフラーを作っているときにふと思うことがあります・・・あと何年で内燃機終わりかなー
生きているうちに終わらないでほしいなー・・・と
# by moriyamaeg | 2010-02-22 01:04 | マフラー編 | Trackback | Comments(2)

モリヤマエンジニアリングの日常を投稿してます


by moriyamaeg