森山です。

ZRX1200Rのつづき・・・








a0163159_23140366.jpg
腰下の分解でござりっ。
クラッチカバー外し・・・















a0163159_23134570.jpg
クラッチオペレーティングプレート(プレッシャープレート)の外周・・・
打痕だらけでござり。















a0163159_23142386.jpg
・・・ジェネレーターチェーンのテンショナーが死んでおります。

エンジン始動時、セルモーターの駆動力はチエーンに伝わりクランクを回しますが
テンショナーロック機構の寿命でトルクがかかると押し戻されスライダが
バタつきクラッチに当たる~。・・・最悪はチエーンが切れる。















a0163159_23144221.jpg
オイルパン外し。
・・・内部はスラッジ無く超綺麗~♪
オイル交換サイクルはベストでござります。














a0163159_23152057.jpg
クランクケースを上下に分割いたします。

















a0163159_23160996.jpg
「パッカ~ン!」・・・
出てきたクランク系&ミッション系部品♪・・・
超旧車ではないので外観は綺麗なものでござる。
・・・各部品の程度は如何なるものか?















a0163159_23164768.jpg
クランクメタル(親メタル)です。
摩耗も気になるが、酸化も気になりまする。
年月が流れれ条件が揃えば酸化も進み・・・
腐食が進んでブツブツができ膨れ上がっているメタルもござる。
・・・最悪は早期で流れます。
















a0163159_23255400.jpg
コンロッドメタル(子メタル)です。
市街地&ツーリング走行がメインで
高回転高負荷での使用は少なく低回転域多用での70000km走行でござり。















a0163159_23291091.jpg

クランクシャフトでござる。














a0163159_23293397.jpg
各ジャーナル&ピン・・・問題なし♪
振れも問題なし♪















a0163159_23295759.jpg
大きなキズも無く・・・良好♪


















a0163159_23265941.jpg
コンロッドAssy・・・良好~♪
ピストンピン&スモールエンド・・・驚くほど程度良しでござりました。

乗り方や扱いでエンジンは大きく変化・・・
同型式エンジンでも十人十色でござるなぁ。
















a0163159_23315394.jpg
コンロッドメタルでござる。
・・・良く見ますと・・・驚くほど金属粉が埋没いたしております。
今となっては、いつどのタイミングでなぜ混入いたしたのか不明でござるが・・・
まちがいなく金属粉がござる。

メタルの仕事の一つ・・・異物をうまい具合に埋没させ・・・綺麗に均し・・・
ジャーナル&ピンを守る。
よい仕事をいたしたメタルでござりますっ。「長い間お疲れ様でした。」

















a0163159_23321010.jpg
長年頑張ったメタル・・・厚さも薄くなり・・・1.477mm♪
ワンサイズダウンではござらぬかっ。
・・・危なかったです。
高速全開で楽しんでいたら確実にエンジンブローでござります♪

パワーとトルクがござりますからなぁ・・・
元気なエンジン希望であれば
走行40000~50000kmでのオーバーホールがベストで
走行60000km以上となるとダメージ部品も増えてきますから
コストがかかります。

















a0163159_23363183.jpg
ちなみに、同じサイズの新品メタル・・・これは1.485mm♪

つづく。



































# by moriyamaeg | 2017-06-12 23:03 | エンジン編 | Trackback | Comments(0)
森山です。
ZRX1200Rのつづき・・・







a0163159_23213914.jpg
バルブでござる。
手前から・・・NO1-NO2-NO3-NO4の順で・・・奥になるほど焼けております。
市街地走行やツーリングメインでござり低開度使用がほとんのZRXなのですが・・
・燃調が薄く、バラつきもござります。










a0163159_23120470.jpg
ピストンでござる。
右手からNO1-NO2-NO3-NO4の順です。














a0163159_23122578.jpg
右が焼けの少ないNO1で、
左が焼けの多いNO4でござる。
(良く見ると・・・NO4の方が積もったカーボンが白く焼けております。)











a0163159_23112997.jpg
ピストンの裏側でござる。
右がNO1でござり(綺麗なものでござる。)
左がNO2でござる(排気バルブ付近裏手にオイル焼けが少々ござる。)











a0163159_23114698.jpg
右がNO3、左がNO4でござる(よりオイル焼けがござる。)
・・・NO1より燃焼温度が高いのですなぁ。
これらのピストンは、まだ壊れているわけではござりませんが・・・
長年の使用状況では、燃料系部品の劣化や各トラブル等は必ずござります。
それらのトラブルからエンジンが一気に壊れる事もござります。
燃料系の詰りから燃調が薄くなりピストンが溶けたり・・・
燃調が濃くてオイルがガソリン希釈されコンロッドメタルが死んだり・・・
オーバーフローでのガソリンハンマーやオイル希釈もござり・・・

わずかなトラブルは気づきにくく・・・知らず知らずの間で
少しずつエンジンにダメージを与えていきます。
燃料系各部のメンテやバルブクリアランス調整位は定期で遂行したほうが良いです♪
もちろんエンジン本体も距離が進めばヘタってきますし、走行距離が少なくても
放置時間が長かったり年数が経てば・・・経年劣化や腐食等にやられていきます。

つづく。

















# by moriyamaeg | 2017-06-10 20:48 | エンジン編 | Trackback | Comments(0)
森山です。

過酷な条件なら「水冷」♪
高性能なら「4バルブ」♪
今じゃ、標準となり当り前の機構でござり驚きもなし・・・
・・・ありがたみも感じなくなりましたなぁ~。
当店ハイゼット(軽トラ)でさえもDOHC4バルブの可変カムですから・・・
昔はパワー競争で採用、今は排ガスと燃費競争で採用でござる。
やがてバッテリー&モーターが標準の時代到来でしょうなぁ。
地球温暖化が進んでおるのであればしかたない。

そんな排ガス規制の中で消えていった、
ZRX1200R(最後のキャブレター装着)でござり・・・
GPZ900Rエンジンがベースとなり進化っ。
・・・高回転高出力に大きく進化したのがZX10&ZZR1100Cエンジンで
・・・その後、低中速回転狙いのZRX1100エンジンが生まれ・・・
排ガス規制の中、さらに進化したZRX1200Rエンジンでしたが
規制は厳しくなり、キャブレターでは限界・・・
インジェクション採用のダエグとなりました。さらに規制は進み、ダエグも終了。
排気ガス規制恐るべし・・・モーターへの道筋が築かれておるのですなぁ。








a0163159_23073139.jpg

排気ポートでござる。
NO1の排気ポート・・・カーボンでポートは黒いがバルブは白い。










a0163159_23074858.jpg

NO2の排気ポート・・・・ポート内壁のカーボンは少なくアルミ地が出ております。

2次エアー供給システムをキャンセルしてある車両でござるので
長期にわたればポート内にカーボンが溜るはずなのですが・・・
燃料系トラブル?かエンジントラブル?か・・・
まぁ、チューニング車両で10年経過の70000km走行ですから何かしらござりますかっ。











a0163159_23061817.jpg
NO4の排気ポート・・・・さらに焼けて白い。(NO3も同程度)









a0163159_21481070.jpg
エンジンを降ろし風呂に入れる前のカット・・・
排気ポート(右からNO1-NO2-NO3-NO4)を見ますと
焼け具合がバラバラである。

つづく。







# by moriyamaeg | 2017-06-09 22:46 | エンジン編 | Trackback | Comments(0)
森山です。
車検点検整備、各部仕様変更&メンテのZRX1100コンさん号~。









a0163159_20113714.jpg
来ました♪来ました♪
Fブレーキディスク&Fブレーキパッド・・・














a0163159_20115553.jpg
早速、作業開始でござり♪
寿命を迎えた・・・旧ディスク(板厚5.5mm ピン数10)を外しまして・・・













a0163159_20120944.jpg
新たなディスク(板厚6.0mm ピン数12)を装着でござる~♪














a0163159_20123129.jpg
新品ディスクといたしたら・・・
編摩耗&ヤレた旧パットは使用せず・・・新たなパッドといたし、
同時にキャリパーもメンテいたします♪















a0163159_20130367.jpg
・・・フロントブレーキ系の仕様変更&メンテナンス完了~っ♪















a0163159_20124660.jpg
・・・コンスタイル完成でござる♪
「コンさん、お待たせいたしました。」




# by moriyamaeg | 2017-06-08 20:13 | 整備編 | Trackback | Comments(0)
森山です。
コンさん号、車検点検整備と足廻りセッテイング変更でござり♪






a0163159_21401399.jpg
オーリンズRT43フォーク・・・仕様変更完了いたし♪















a0163159_21402725.jpg
車体に装着いたします♪















a0163159_21404964.jpg
リアショックも各仕様変更完了でござる♪
・・・2017年のコンさん号は目指すところが違います!














a0163159_21380465.jpg
「まあ、汚い」・・・エンジンから足廻りまで大掃除でござりました。
特に、前後ホイールのリム部は入念にお掃除っ・・・














a0163159_21382545.jpg
・・・リムにラインを貼る為です。
で!赤いライン♪















a0163159_21384731.jpg
皆様(忍者乗り)お勧めのレッドラインでござる~♪
グラデーション入りで・・・「カッコよくなりましたぁ~。」

















a0163159_21390745.jpg
試乗&各調整いたし・・・フォーク&リアショックOKでござる~♪
ホイールもOKでござる~♪

残すはフロントブレーキのメンテ&仕様変更でござり・・・只今部品待ちです。

・・・つづく。

# by moriyamaeg | 2017-06-06 21:44 | 足廻り編 | Trackback | Comments(2)

モリヤマエンジニアリングの日常を投稿してます


by moriyamaeg