FCRキャブレターのオーバーホールです。

森山です。

本日は、GPZ900R用FCR37のオーバーホールです。

最低でも4~5年に1回は、絶対にメンテナンスしたほうがいいです。
直っキャブは、メンテナンス・サイクル早いです。・・・年一
何もせず、乗りっぱなしだと・・・・そのうちトラブル発生!・・・
エンジンにもダメージを与えてしまいます。

FCRやTMRなどのキャブレターは、
本体を、買って終わりではないのです。・・・セッティングや、定期メンテナンスなどの
費用も必要です。・・ここをけちるとダメです!みなさん、けちってますが・・結果残念です。
構成部品には、それぞれ寿命があります。的確に装着しメンテすれば長く使えます。


今回のFCRは、
装着してから・・・10年以上・・・走行距離は少ないが・・・ゴム部品は死んでいる。
ガソリン漏れ・キャブの不調などがあり、オーバーホールする事となりました。
・・・当然、長く使用する為に妥協なしです。


分解の前にきれいに清掃します。
FCRキャブレターのオーバーホールです。_a0163159_1202034.jpg


フロート系パーツ・・・きたないです。タンク錆びやガス腐食みられます。
スロットル系パーツ・・・・程度良好!エアーフィルターのおかげです。
FCRキャブレターのオーバーホールです。_a0163159_1203630.jpg


キャブレター分解して点検・測定します。全ての構成パーツ完全清掃します。
精密部品だらけです。ただバラして組むだけではない!あちらこちらに重要ポイント
があります。・・・絶対に経験豊富なプロに任せたほうが無難です。
FCRキャブレターのオーバーホールです。_a0163159_120495.jpg


点検の結果・・・・交換する部品です。京浜の部品は、良心的価格です。さすが
キャブメーカー直売品!・・・・オートバイメーカーからの販売価格は、ワンクッション
入るので高くなるが・・・まぁ、仕方ない事ですね。
FCRキャブレターのオーバーホールです。_a0163159_12126.jpg



キャブボディー・メンテナンス完了の図。金属パーツの磨耗が少なくてよかったですが、
ゴムや樹脂パーツは完全に死んでました。・・・年数が経つと必ずアウトです。
ぴかぴかで、新品のキャブの様になりました。
FCRキャブレターのオーバーホールです。_a0163159_1211644.jpg



Cuで、製作されたjet類達、・・・軽くやれてます。
FCRキャブレターのオーバーホールです。_a0163159_1212988.jpg



フロート系パーツは、今回交換します。10年以上の使用はパスです。
FCRキャブレターのオーバーホールです。_a0163159_1214133.jpg



その後、あれこれとメンテナンスや、調整して・・・完成です。
FCRキャブレターのオーバーホールです。_a0163159_121549.jpg


キャブレターは計測機器と同じ精密機械ですので、
妥協しての作業では、性能発揮しません。・・・
妥協無きキャブメンテナンス希望の方お待ちしております。

ラブレターとキャブレターは、別物です。ズボンが、やぶれたー!も別物。
手が、かぶれたー!もです。・・・・本日ここまで、おやすみでござる。







拙者、







インタレストマッチとやら・・・・うっとうしいでござる。・・・・・↓
by moriyamaeg | 2010-07-04 02:17 | キャブ編

モリヤマエンジニアリングの日常を投稿してます


by moriyamaeg