点火系のトラブル・・・CB750Fc編
2010年 08月 20日
本日は、CB750Fcの点火系トラブルです。
エンジンフルオーバーホール・フレーム&足回りオーバーホール・オーリンズサス・
FCRキャブ・チタンワンオフマフラー・ブレーキフルオーバーホール・電装品全て交換・
エンジン&フレームその他ペイント・・・・外装以外全てなおしました。極上CB750Fcです。
今は、新品部品は欠品だらけですが、ほとんどの部品が揃った頃・・・5~6年前に作業した
車両なのです。・・・まともに直せた最後のCB750Fcでした。
・・・・ところが、・・・・
その時に装着したDYNA2000が、年数は経ってますが、わずか2500km足らずで死にました。
モジュールが原因で点火せず・・・片排です。
実は、同時期に装着した他のオートバイ4台が4台ともモジュール不良で点火トラブルでした。
その中のZ1は3回も交換して・・・結果だめで・・・残念。
今回のCB750Fcは走行距離が少ない為、トラブル発生まで時間がかかりました。
あれから何年も経つのでメーカーに問い合わせしたところ・・・
当時と変わらずのトラブルらしい・・・これまた残念!
初期のDYNA2000は良かったのですが、今のDYNA2000は正直ダメです。
当たりが出るまで交換し続ける?・・・保障の1年を過ぎたら当然有料です。
・・・てなわけで・・・・
今回は、信頼のMADE IN JAPAN製ウオタニSP2にします。
近年は、SP2を薦めています。・・・・当然、トラブルが少ないからです。
性能も重要ですが、信頼性はさらに重要ですね。
このCB750Fcは、屋内保管で、現在もピカピカです。・・・幸せですね。
今回の依頼は、車検と点火系交換、その他です。
FCRキャブと、その後ろに付く当店オイルキャッチタンクの図です。
エンジンマウントのねじ類も全て新品です。
取り外したDYNA2000・・・・信頼性無い為、ゴミ箱直行です。
ASウオタニSP2フルパワーキットです。
CB750F純正の点火系では出力不足なのです。・・・・チューニングすると高回転で
失火する為に、強い火花が必要となります。
強力な火花を発生するSP2コイルです。火花は標準の3倍!・・・・しかも小型軽量である。
これで、絶好調になりました。
フルオーバーホル&カルガード社のガンコートしたエンジンです。
性能と信頼性・・・・改めて考えさせられました。
まじめに作ると高くはなりますが、いいものにはなります・・・
安くていいものは、なかなか無いです・・・
・・・高くてダメなものは・・・最悪ですね。
それでは、おやすみなさい。