CB750K0 エンジンオーバーホール その5

森山です。

CB750K0のエンジンは、分解完了、各部点検測定しまして・・・部品注文。
現在、部品待ちです。

昭和44年の薫りの・・・・クランクAssyです。
本田技研に頑固オヤジがたくさんいた時代のものです。
CB750K0 エンジンオーバーホール その5_a0163159_0501354.jpg


刻まれた識別が、イロハニホヘトです。・・・・バリバリ昭和44年!・・・・チリヌルオワカヨタ・・・・
ヘの2です。エンジンNo ,CB750E 1015586まではイロハですが、CB750E 1015587から
は、ABC です。・・・・長渕と桑田のような違いですかぁー。
アルファベットは重量選別で、数字は内径寸法分類です。
重量選別記号を合わせて、エンジンの振動を少なくするのです。
CB750K0 エンジンオーバーホール その5_a0163159_0502973.jpg


コンロツド分解して・・・クランクの点検測定してOK・・・コンロッドの点検測定してOK・・・
メタル点検測定して・・・まずまずなので、メタルは交換します。
このエンジンは、かなりの初号機です。
初号機(CB750E 1000001~1015586)は、メタルサイズが、2種類しかありません。・・・
2つしかないメタルサイズで合わせる為、加工精度が、高精度なのです。仕上がりの公差が小さい
クランク、クランクケース、コンロッド・・・素晴らしい。
でもその精度を確保するのが大変なので、エンジンNo CB750E 1015587からは、4種類あり
加工の公差が大きくとられてます。・・・・公差が大きいと、生産性がいいのです。・・・・楽チン。
CB750K0 エンジンオーバーホール その5_a0163159_0504641.jpg


・・・・イロハニ・・・拙者の好きな昭和の薫りでござった。


その6へつづく。
Commented by 飯川 達也 at 2010-09-01 20:37 x
毎回思うのですが、エンジンの歴史的背景はもとより、材質、メーカー加工精度の寸法公差とありとあらゆることに精通されていて、ご自身の信念を貫き通すチューニングや整備には脱帽いたします。
Commented by moriyamaeg at 2010-09-01 23:11
飯川 達也 さん

こんばんは。

エンジンの・・・・温故知新です。
歴代のエンジンを比較するのも楽しいですよ。

めまぐるしく進化するエンジンですが、・・・ポイ捨て状態。
エンジン以外の物も同じで・・・ポイ捨て!
一つのエンジンを知る前に次のエンジン登場!
近年は、電化製品と同じ扱いですね。
レース車両以外のストリート車両は、
エンジンオーバーホールも10年以上経過してからの作業です。
調子崩れて捨てられ解体されるエンジンがほとんどですね。
直すより買った方が安いですよ。の決めゼリフ・・・
長く使われるとメーカーは儲からないが、・・・
エンジンAssy販売してほしい。・・・これまたメーカー
儲からないからやらないですが。



by moriyamaeg | 2010-09-01 02:07 | エンジン編 | Comments(2)

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