デイビッドソン!

お久しぶりに伊原です。忙しくてブログは社長にまかせきりですが、たまにはがんばります!

数ヶ月ほど前にメンテナンスしたハーレーです。オーナーのKさんは、高校生の頃からの古いお客様です。他に、チョッパーのZやサンダーバード(アメ車)なども所有しております。マニアですな。
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1952年式サイドバルブです。えーと、58歳!?もうすぐ還暦です。ごくろうさまです!

左手で進角調整しながら乗りますが、試乗は遠慮しておきました。エンストするとエンジンかけるの大変ですから。


Kさん曰く「可動部がとにかく重い!!なんとかしてYO!」
分かりました、やりましょう!!


まずは左右のスロットルです。
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↑こちらは進角の左側。
なるほど~、スロットルをひねるとハンドルパイプの中で、ピストンがスライドしてワイヤーを引っ張るわけですな。ややこしい!ワイヤーをかくす為の工夫ですね。


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←アクセル側です。ワイヤーを引っ張り出しました。ぐにゃっぐにゃのボロッボロです。こりゃ重いわけだ。ワイヤーはメリケン製ではなく、ジャパン製の新品にしました。
















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↑ハンドルパイプのなかです。分かりにくいですが、グリップとピストンを螺旋状に組み合わせてあり、ひねるとスライドします。
加工が粗く、グリスが劣化してますね。


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掃除して、つるつるに研ぎました。


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スライドピストンも清掃と研磨です。


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スライド用の切り欠きも研磨です。抵抗になる箇所は全てやります!そしてスペシャルグリスをたっぷり塗っておきました。


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新品ワイヤーにもグリス注入です!はみ出るくらい入れてやりました。(このワイヤーは通常のワイヤーとは違い、太いピアノ線のようなワイヤーですので、現代の車両ではまねしないでください。スロットル操作が重くなります。)


この後、クラッチの調整もして作業完了!!
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Kさん、軽い操作感に満足いただけたようで、僕も満足です。ありがとうございました!!
by moriyamaeg | 2010-09-14 00:11 | 整備編

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