CB400F エンジン不調・・・キャブオーバーホール。その3
2010年 09月 28日
CB400F エンジン不調・・・キャブオーバーホール。その3です。
キャブのメインジェトとニドルジェットの付く所・・ジェットボディーが、
ボロボロになるまで激しく腐食。0リングがきかずか、ピンホールが出来てか、
ガスリークしているようだ!・・・プラグが真っ黒にかぶる症状。
・・・今回、最低限必要な純正部品が揃う!・・・驚きである。
手直しと限られた部品での修理です。
調子悪いCB400Fですが、35年もの月日を経れば仕方の無いことでもある。
セメントで出来ている!そんな腐りまくりのメインノズルボディーを、地道に磨き
上げます。外側は、気が済むまで。内側は、当然ボロボロですが、磨き過ぎると
内径が拡大し0リングが効かなくなるので、測定しながら少しずつ研磨します。
腐りで穴があいていたり、0リングと内面の密着が不確実である場合は・・・
寿命長くはないが簡単な樹脂接着剤で塞ぐが、程度の良いキャブレターを探して交換か、
修理の場合は、腐ったメインノズルボディーを切り落とし、機械加工し、新たに製作した
メインノズルボディーを取り付けです。・・・コスト掛かりますが、仕方ありません。
ぶくぶくテストです。・・・・ぶくぶくぶくぶく・・・・なったらおしまいです。
石鹸水をつけて、穴を塞ぎ、エアーを送ります。・・・ぶくぶくとシャボンが出来たらOUT!
今回は、ピンホール発生無し、4気筒ともOK!でした。
内側の内径仕上げはぎりぎりのところまで仕上げました。・・・たぶん使えると思いますが、
・・・再度、腐らせたら終わりでしょう。
今回、揃った最低限の純正部品です。・・・揃わないかと思ってましたが・・よかったぁー!
0リング&ガスケットセット、ニードルセット、スロー&メインジェットです。
昭和49年当時0リング&ガスケットセットは、1セット280円でした。・・・・・現在1440円。
ニードルセットは、1セット400円・・・・・現在2650円。
フロートチャンバーのパッキンは角型の0リングに見えますが・・・・
実は、真ん丸のでかい0リングがそれです。・・・今となっては、めずらしいこと。
新品のジェットニードルとニードルジェットが買えた!・・・びっくりです。
一応測定してみました。・・・さすがケイヒンいや、ホンダ純正クオリティーです。
4本共、2.525mmで0.001単位の狂いのない高精度!です。・・・
ケイヒンFCRのジェットニードルはここまでの精度ではない?身内に甘い。・・・・残念。
長かったなぁー。純正キャブレターオーバーホール完成です。
バイクに装着しまして、この後、同調調整・CO調整です。
かぶった真っ黒プラグも当然清掃しまして、・・・・フオーン!フオーン!
アイドリングから高回転まで気持ち良いです。・・・・調子良い。
調整後、さっそく試乗に出かけます。
試乗から戻りプラグの焼けを見ます。・・・かぶり無し!OKです。
長時間走行すればキツネ色・・・
・・・最後に集合管なのでチョイと濃くしときました。
CB400Fのキャブレター修理完成です。・・・おつかれ!
でも、このCB400Fステムがガタガタで、はんぱじゃない!乗り難い!・・・・要修理です。
あちこち順番に壊れるのが旧車です。・・・が、・・・まとめて直せばいいのです。
なにやら最近スゴイ時間まで作業されてるようですね
今度伺う時は栄養ドリンク持って行きます、木曜日はまた雨予報みたいなので次週晴れたらテンショナーの取り付けお願い致します。
明日(今日?)は実方さん達と伊豆スカ行ってきます。
こんばんは。
もう一台あるのですよぉー。
でも終わりました!
最近、忙しく・・・人手が足りないような・・・
ややこしい修理が多く、サッササッサと作業は進まない。
でもがんばりますよぉーっと!
byもりやま