DUCATI900SS 超不調。その2
2010年 10月 11日
DUCATI900SS 超不調。その2です。
セッティング依頼で、作業しておりましたが・・・・全然セッティング出ません・・・
セッティングでないので、点火系、エンジン点検、キャブ点検、その他点検しまして・・・
・・・のつづきです。
点検の結果、
今回は、タイミングベルト交換調整、スパークプラグ交換、キャブ清掃・オーバーホール・各部調整、
の作業をします。・・・・セッティングはその後でござる。・・・実は気になるところは他にもあるのですが
コストもあるので今回はここまでです。・・・時機にだめになるでしょうが・・・・900SSも旧車・・しっかり
メンテナンスされたもの見たこと無いです。
まずは、タイミングベルト交換調整でござる。
デスモドロミックです。・・・ベルト駆動で、クランクケース内で二分の一に減速されており
プーリーは一対一で駆動です。20000kmで交換ですが安パイでは10000kmで交換
したほうが良いです。・・・ちょん切れるというか、ベルト飛びがおきると悲惨・・・エンジンブローです!
確認したところ・・・今回のオーバーホールでは交換してないようです。・・・・なぜ?
トータルの走行では限界値!実際、古いベルトなので交換します。ベアリングはOKでござる。
セッティング途中でエンジンブローしたら・・・・またしても仕事が増えるのは勘弁でござる。
交換する新品のタイミングベルトセットです。・・・2本で税抜き6720円・・意外と安い!
各部品・脱着・清掃・点検・交換・調整・・・工賃8000円です。・・・OH時に交換しとけば、
・・・部品代だけでOKなのに交換してない・・・残念。
外した旧ベルト、図では分かりにくいが傷んでおります。・・・・旧ロゴです。
新品はドカティーモーターのロゴです。・・・・MADE IN UK 。
交換調整しました。この後カバー取り付けます。・・・・これでしばらく調子良い!
全開可能です。
問題のTMRキャブ・分解・清掃・オーバーホール・調整作業!
デロデロとジャリジャリを綺麗に清掃です。穴という穴全てです。・・・また異常な箇所が
ないか目を皿のようにして点検確認していきます。時間がかかる作業ですが、ここが分かれ
道となりますので真剣です。だめな部品は当然交換です!
ジェットやフロート他も綺麗にします。・・・・超ピカピカにします。・・・その後点検確認します。
だめな部品は、もちろん交換です。
綺麗になったキャブレター組み立て!・・・・調整も終わり・・・・これで、調子よくなります。
各部作動も確認して、完成です。・・・・ずいぶんと遠回りした気がします。
・・・これでやっとセッティング始められるでござる!
その3へつづく。