GPZ900RにFCR37を、取り付けセッティング!
2010年 11月 17日
先日、GPZ900Rにレーシングキャブレター装着したい!でご来店のKさんでござる。
もちろん相談が先でござる。
TMRか、TMR/MJNか、FCRか・・・その昔ならCRやTMもありでござるが、今は無し。・・・
TMR、TMR/MJN、FCRの3種から選択しますが、それぞれメリット、デメリット当然あります。
良い事ばかりではない!ので、色々な話を沢山しまして最終的にKさんの乗り方や使用用途に
適したFCR37に決定となりました。各パーツチョイスは、今後の進化までも考慮しております。
もちろん、付属品の説明も抜かりなく説明します。・・・なぜならば・・・
後でこんなはずではなかった!とならない様にです。高価な部品の買い直しはイタイでござる。
・・・・これらのアドバイスが性能引き出す為に最も重要でござり、かつ結果的に安上がりとなる。
「Kさん、当店で購入のFCRですから拙者、末永く責任もちますでござる。」
注文しておりました、全ての部品が揃いましたのでこれから取り付けセッティング作業でござる。
タイヤとキャブレターは、新品に限る!・・・もちろん・・・畳と女房も新品に限る・・・?

絶対にキャブレターは新品がいい!
・・・が、たまに不良品もありますので必ず分解測定&確認作業します。・・・この作業は
もれなくですが、経験がものをいうところでもあります。
不良品は、早期発見であればあるほど即交換!、しかも絶品のキャブが手元に届きます。・・・・
・・・正直、女房選びと同じでござる。・・・違うかぁー。

せっかく組んである物を分解測定&点検しなくても・・・・そうなのですが・・・調子の出ないキャブに
過去、何度も遭遇してますので・・・やはり分解測定&点検します。
レース用部品や車両は新品購入後、分解して点検確認メンテナンスして使うのが昔からの常識です。
これもレーシングパーツです。・・・

新旧の京浜ステッカー・・・・・上が新で下が旧・・・ロゴ的には逆でしょー。

装着準備の車体!

外したSTDキャブとクリーナーBOXでござる。

拡大!・・・・汚いです。・・・・現在25000km位走行ですが、エンジンは静かで絶好調!
でもキャブは汚い。・・・やはり定期的なメンテナンス必要ですね。
今後、FCRも長く使う為に定期的なメンテナンスをよろしくお願いいたしますでござる。

今回取り付ける部品達。
FCRとK&NフィルターとMORIYAMA製オイルキャッチタンクの横型TYPEでござる。

FCRを、装着しましてベースセッティングしますの図でござる。
それにしても静かなエンジンでござる。・・・Kさん大切にしてますね。
その昔、当店で買って頂いた忍者です。もちろん新車でした。・・・懐かしい。

次は、シャーシダイナモでセッティング開始です。
いつもの風景でござる。・・・・あと何年できる事やら・・・電気バイクになったら・・・

ダイナモでのセッティングが無事終了しまして、お次は、実走セッティングに移ります。
その前にオイルキャッチタンクを装着します。

MORIYAMA製横型・・・忍者系エンジン専用オイルキャッチタンクでござる。
フィルターの下側に簡単取り付けで、スッキリ収まりメンテナンス性が抜群にいいです。
ドレーンボルトもあるので、溜まったゲロを簡単に排出できます。
しかも超軽量TYPE!

このオイルキャッチタンクいいでしょう!
さぁー実走セッティングへ出発!・・・・その前にガスタンクとサイドカバーとシートをつけなきゃー。

この後、無事にセッティング完了しました。
やはりFCRは、開発者の白井さんが長年の技術の集大成で作ったキャブレター!最高でござる!
信号待ちから・・・・サーキット走行まで・・・・レーシングキャブの領域を超えている・・・・しかも、
高性能4連キャブで146000円は絶対に安い!
京浜フラットCR・・・後にも先にもこんな素晴らしいキャブは二度と出ないでござる!
それでは、おやすみなさい。