MVアグスタF4-1078RRー312でござる。その2
2010年 12月 09日
MVアグスタF4-1078RRー312のインジェクションのセッティング作業でござる。
基本アグスタは作りが綺麗です。・・・10年前始めてF4を整備した時感動した、
イタリアのオートバイとは思えない設計で作りもよかったなぁ~。750シリーズは
よく出来たオートバイと関心したものでした。・・・このバイクはホンダよりチリが合っている。
750SPRは今でも欲しいでござる。
時が経ち、1000ccとなり・・・1078ccとなり・・・作り込みの甘さがほんのチョッピリ・・・
溶接や鋳肌や細かい部分での話でござるが、・・・DUCATIよりは抜群に良いでござる!
作れば作るほど荒れてくるのはカワサキも同じでござるなぁ。・・・ガハハ
シートカウル、ガスタンク外してDYNO JET社パワーコマンダー3を装着します。
今回は、シフターとパワーコマンダーは中古部品装着でのセッティング依頼でござる。
外したタンク。・・・・これはカーボン製でござる。
ウォーターラインのアルミ製パイピングが美しいでござる。
これから、配線します。
シフターも取り付け、ベストな位置に調整します。少し長さを加工調整しました。
パワーコマンダー本体は、シート下に装着されます。
ダイナモに載せて、さぁー始動でござる!
あれっ?掛からない?さっきは掛かったのに・・・・「チョイ掛けしますとカブリますなぁー」
始動時の燃料増量が一撃でカブリ・・・そのまま暖気すればいいのだが、掛けて直ぐに
停めるの繰り返しをするとだめでござる。・・・今回は3回でアウト!
拙者の999も掛ける時・・・チョークレバー付きなのにチョークを引くと・・・・なぜか、
全く掛からずでござる。・・・チョークは引かず、アクセル開けずでセルボタンを、掛かるまで
押すだけ・・・・長いクランキング後にやっと掛かる。ワンテンポ遅らせてチョークを引き暖気します。
さすがイタ車でござる。
プラグ掃除または交換のため外装を、外します。
2006年頃からダイレクトイグニッションとなってます。
今まで、濃い燃料セッティングで・・・プラグ真っ黒でござる。もちろんマフラー出口も
ススだらけでござる。・・・掃除したのですが、一撃でカブリ・・・くじけます。
再度、外装を外して・・・新品プラグに交換しました。・・最初から交換すれば良かったでござる!
だいぶ寄り道しました。・・・ようやく始められます!
しかし・・・
PCの様子がおかしい、回転が実際の半分で表示でござる。・・・今までこれでセットされていたが、
・・・・残念でござるが、725-411は2005年以前・・・正しく燃調とれないでござる。
年式違いのパワーコマンダーでは意味が無いので・・・730-411に交換しました。
プラグ交換で2回・・・PC交換で2回・・・計4回外装脱着でしたが、
この後無事に、セッテイング開始できました。
続く。