CB750K0 エンジンオーバーホール その12
2011年 01月 21日
CB750K0最終回です。
エンジンのかかりが悪い&オイル漏れ修理でしたが、分解点検していくにつれ・・・
このエンジンは、オーバーホールが必要である事がわかりました。
しかし交換部品が無ければ分解点検の意味が無いので・・分解点検する前に純正部品の在庫状況を
先に調べておきます。・・・最低限、分解して組み立てが出来るだけの部品がそろうかどうか・・・
重要なことです。
今回、メーカーも、「これだけあればなんとかなる。」の部品供給でしたが非常に助かりました。また、
ベースエンジンが最悪でなかったのでよかったでござる。
もっと交換したいところもあったのですが、・・42年も経つので仕方ないです。大切に扱うしかない!
オーナーのオリジナルを保ちたい!・・・純正部品へのこだわり・・・・その気持、痛いほど分かります。
今後も旧車の修理やオーバーホールがあるでしょう。全てはベースエンジンと交換部品次第です。
車体にエンジンを載せまして、各部品装着完了。
これからキャブレターの調整とポイント調整です。
点火時期の調整の図。・・・タイミングライト片手にFマーク合わせます。
K0のキャブレター同調調整は、4連リンク式ではないので大変です。・・・ワイヤーまかせ・・・
調整もアジャストねじ・・・シビアです。
2スト多気等のワイヤー調整と同じです。2ストはややバカちょん・・・そんなことはないが・・・
・・・4スト4連キャブレターワイヤー式は、かなりシビアでござる。
オイル漏も大変でしたが無事直りました。エンジンも掛かり良くなりました。
寒い冬は確実な暖機運転が必要です!夏はオーバーヒートに注意です!
最後に磨き込みまして完成!記念撮影でござる。・・・この後、配達納車でござる。・・・さびしい。
作りはレトロですが、雰囲気が抜群でござる。排気音も素晴らしい!
試乗しましたが、飛ばす!楽しさではなく、流す!楽しさであります。目的が無くても
時間に追われず、どこまででも行きたくなるそんなオートバイでした。
んーん欲しい。
HONDA CB750K0 でした。