電気式燃料噴射装置。
2011年 06月 07日
マフラー交換しますと・・殆どの場合・・・燃料のセッティングが必要となります。
ノーセッティングですと・・・
走る走らないもありますが・・・エンジンに深刻なダメージを与えてしまう事もあります。
インジェクション車でマフラー交換のみで走行する位ならノーマルで乗った方がよっぽどいいです。
キャブレターはエンジンの吸入負圧でガソリンを吸いだします。(ベンチュリー効果で吸い出す。)
昔の手押しフマキラーや昔の霧吹きと同じ原理でござる。
液体容器に差し込んだ細い管の先端(噴出し口)に対して真横方向から強風を吹き付けると
噴出し口から液体が勢いよく霧状になって噴出する。
燃料噴射は燃料を加圧して噴射ノズル(インジェクター)より噴出します。
現在のマジックリンなど・・・ガンタイプの霧吹きで、トリガーに直結するピストンで加圧して噴射し、
ノズル先端の形状により霧のサイズを調整しています。
現在の燃料噴射は、電気でポンプを駆動し燃料を加圧します。(圧力は一定です。)加圧された燃料を
吸気ポートに(直噴もある)噴射する噴射ノズル・・・これの開いている時間を電子制御しまして
燃料の量を調整します。
大昔のメカニカルインジェクションは・・・加圧も調整も機械式でござる。・・電気無し。
いつもの999Sでござる。・・・装着しているのは、チタン製フルエキゾーストでござる。
拙者が2004年に製作したワンオフフルエキゾーストでして、当時、製作完了後・・・
ノーセッテイングのまま、ちょっとだけ乗りましたが薄くてやばいでしたねぇ~。
薄いところでは・・・ケツが熱い!かなり薄いので・・・エンジンも死んじゃう!ので、
すぐにパワーコマンダーとワイドバンドを購入しましてセッティングして落ち着きました。
ケツも熱くなく、乗りやすくなり、パワーもずいぶんとアップしました。現在、後軸出力は
138ps~140ps程度で快調!低速域は元気のない999S(999Rほどではないが・・)
高回転型マフラーより低中速型が欲しいこの頃でござる。そば食いに行くだけですので・・・

そんな999Sでしたが・・・ついに先日A/Fメーターが終わりました。・・・・原因は・・・
拙者の猛烈洗車で・・・エキパイ内に水が少々・・・
エンジン掛けたら・・・あっけなくセンサー死にました。・・・ガハッハハ
A/Fセンサーは水により即死でござるので注意してたのですが・・・パイプの隙間から
進入したみたいでござる。・・・まあー形あるものいつかは壊れるので・・・

スクリーン越しのタコメーターと
メーター裏手のダイノジェット製ワイドバンド本体です。・・・・データーロガー付でござる。
近々、パワーコマンダー外して、ラピットバイクにするのでござるがA/F計は必要なので
修理でござる。・・・ラピットバイク楽しみです。

集合部に付くセンサーです。

外しました。・・・・この辺りは、やたら色んな物がギリギリの位置でタイトに付いてます。

左が旧で右が新品でござる。・・・値段は安い!良心的価格でした。

センサーの先端です。
下向きに装着が基本ですが・・そうもいかないです。殆んど、やや傾けた横方向装着ですな。
・・・水が溜まる逆さまや登りの取り付けはアウト!

エンジン掛けて確認中!の図。さすが新品ですな、
無事に復活しました。・・・センサーも寿命があるので、セッティングが終わったら
センサーは外しておいたほうが良いですなっ。まぁ、付けっぱなしでも定期交換
すれば良いのでござる。
A/Fメーターのリムの凹は気にしないでくだされ。・・・・ただの古傷でござる。

次期装着予定の・・・
ラピットバイク製サブコン・・・機能は、盛りだくさんで楽しみでござる。
まずは機能とデーター取りですなっ。