ダイヘン製・・・交流・直流インバーター溶接機の修理でござる。
2011年 06月 30日
先日、ぶち壊れました。・・・・正確には・・・・伊原メカが・・・・ぶっ壊した。・・・溶接機。
・・・決して寿命ではござらん。・・・・・ふふふっ
伊原メカ:「そりゃ壊れますって!19年も経ってるんですよっ!シャチョさん、分かります?!」
拙者:「んー!分からん・・・どこをどうやって壊したのかがわからん・・・・」
伊原メカ:「ほらっ!1992年式ってここに書いてありますよね!部品ももう無いんじゃないすかっ。」
拙者:「いゃっ。・・・世界のダイヘン溶接機は30年使えるはず・・・」
伊原メカ:「使えませんって・・・も~訳分からん・・・・早くダイヘンの修理マンこないかなぁー」
ダイヘン溶接機修理マン!遂に登場です!伊原メカの救世主となるか・・・・
購入店のMさん、今回はダイヘン修理マンで一番の腕を持つ御方を呼んでおりました。
なぜなら前回(2002年)の修理で拙者、修理マンにエスカレートしちゃいまして・・・
さすが経緯を知るMさんです。今回、最高の腕ならエスカレートはいたしませんからねっ。・・ふふっ。
ダイヘンテクノス!神の手の異名を持つ男!〇〇殿!・・・「師匠!お待ちしておりました。」
無礼無き様に!従業員一同!直立不動で敬礼!
師匠:「やりにくいなぁ~」
むちゃくちゃ手際よく!テスター片手に、わずか10分で故障箇所指摘・・・何と3箇所もありました。
1つ目は、基盤のダイオード・・・手前から2番目・・・・破裂しております。
2つ目は、トランス?ではなく・・・トランジスターが、みごとに割れて裂けてます。・・・終了ですな。
3つ目は下側の基盤・・・作動不良でした。
さすがです!
師匠:「全て経験値だよ」・・・・とニッコリ!・・・・やっぱ、修理屋は直せて何ぼですなっ。
その後、構造や原理やメンテナンスや質問攻めいたしました。全て答えていただき・・・
大昔の重たい巨大な溶接機の話まで・・・ためになりました。
履歴や出身地や在住地までも・・・・今の若い技術者達のことまでも・・・・
師匠、無礼の数々お許しくだされ。・・・実に楽しかったでござる。
点検10分・・・長話40分・・・師匠、そろそろ撤収です。
今回は、重症なので、工場に持ち帰り、もっと細かく調べてから見積もり連絡となりました。
殆どの修理部品はまだあるそうですが、一部、生産中止らしいです。・・・
よろしくお願い致します。・・・・あと11年、生かしたい!のです。・・・・希望ですが・・・
大体15年くらい使えるらしいです。・・・19年は長生きです。・・・・
あと10年使いたいのですが・・・なんとかなりますか?の質問には・・・苦笑されちゃいましたので
無理だという事ですかね。・・・・新型は液晶だのタッチパネル?だので欲しくない。
最悪は新型を買うしかないが・・・修理見積もりの結果が気になります。
こう言うふうに 笑顔で チョイチョイって仕事ができる職人さんが
少なくなりましたねー
ご照会いただけませんか?