冷えにくい・・・・空冷エンジンを冷やす為。
2011年 09月 05日
今年の夏は・・・物凄く暑かった。
キャブセッティングが例年より・・・・濃くでましたなっ。
常連さんのキャブレターを何台かチョイと絞りました。・・・初めてです。
外気温が35℃以上もあるとキャブセッテイング変更だけではなく、
エンジンもヒート気味ですなぁ~。・・・燃料冷却も燃料絞りすぎると期待できず・・・
・・・希薄燃焼で、さらなるヒート!
特に空冷エンジンはやばいでござる。暴走していれば風も当たりますが・・・
市街地や渋滞路での走行風が足りない走りですと・・・・完全にオーバーヒートでござる。
空冷の大型オートバイは外気温が30度以上の時は乗らない方がいいですなっ。
そんな空冷エンジンですが、外気温と風だけがたより・・・風の通りが悪くヒートする事もあります。
少しでも風を送りたい・・・その為のダクトでござる。
ヤマハFJ1200でござる。
冷却用ダクトは純正でも付いておりますが小型です。・・・・さらなる冷却をめざして大型化!
・・・アルミ製のワンオフ製作でござる。
・・・製作するのに、ものすごく時間がかかりましたが、効果は抜群です。
ジェット戦闘機のエアーインテークをイメージ。
メッシュの部分はお遊びでの・・・お飾りでござり、裏側は塞がれておりますので
エアーリークはござらぬ。
走行風を大量に取り込み、シリンダーヘッドに勢い良くエアーを吹き付け・・・
エンジンを冷却する為の大型エアーインテーク・ダクトでござる。
FJ1200は風の通りが悪く・・・特にエンジン後方は抜けが悪い・・・そんな、
火の玉エンジンを冷やすため・・・特に冷えない2番3番に冷風を当てるのでござる。
こちらは、DUCATIモンスターでござる。
リアバンクに・・・・
走行風を引き込むためのダクトでござる。
デザインも良く、さまになっておりますなっ。
こちらは、純正で装着されておりまする。・・・・
DUCATI SS900のエアーインテーク・ダクトでござる。
リアバンクに走行風を積極的に当てて・・・冷却促進でござる。
水冷だと良いのですが、空冷は何かと大変です。
空冷は走行風でエンジンを冷却しますので・・・・勢いよく風を当てる必要があり
夏場の市街地や渋滞は勘弁でござる。
「型」はできあがっており、後はFRPを積層するだけなのですが、もう一ヶ月以上サボってます・・・汗
汗・・・頑張ってください。
このFJ1200のエアインテークダクトは転倒で一回ペシャンコに
なりました。・・・もちろん修理しましたが、またペシャンコは辛い
のでインテークの真下にガードを装着しました。
byもりやま