GPZ750 TURBOにブレンボキャリパーでござる。その5
2011年 11月 10日
750TURBOの製作部品のアルマイト処理とスイングアームのペイントが完成しました。
いよいよ、組み立て&メンテナンス再開でござる。
採寸・・・設計・・・製作・・・点検・・・アルマイト処理・・・・完成です。
写真ですと・・色が紫っぽいですが・・・肉眼では立派な黒でござる。
一番上のディスクスペーサーは精度が重要ですので通常の膜厚でアルマイト処理。
他の部品はハードアルマイト処理。・・・色は黒。

スイングアームはダイヤモンドコートで塗装しました。

硬くて丈夫な塗装でござる。・・・塗膜が・・・超ぶ厚い!
ヤッサンの顔が映り込んどります。・・・「どうやぁ~!ワシの顔!」

ところが・・・図の下側のエキセントリック・・・外周はノーペイントでいいのですが・・・・側面は・・
塗膜ぶ厚いと問題があります。アクスルシャフト&カラーが接触する面は・・・締め付けると・・・
塗膜がつぶれてしまい・・・時機に適正なトルクがかからず・・・緩みが発生し危険!
「接合部分の塗膜は超薄いか無塗装にしなければならない。」

アクスルシャフト&カラー&ナットスペーサーの接触面は綺麗に塗装を剥がします!
旋盤でジャストなサイズに仕上ます。

各ベアリングやダストシールも新品に交換メンテナンスいたします。

チエーン引きの目盛りも綺麗に塗膜に埋もれてます。
ヤッサン・・・・・・・「難儀なこっちゃ・・・ほんまに・・怒るでぇ~!」

フロントディスク&スペーサー装着しました。・・・・・縦振れ測定中。

横振れ測定中。

その後・・・ブレンボ40mm・4ポットキャリパー装着!・・・・完成だぁ~っ!

リンク系もフルメンテナンスしましてピカピカ!でスムーズに動くしガタも無し!
これで、良い働きをしてくれますぞ。

リアサスはWPを装着します。フロントフォークはプログレッシブのスプリングKITを装着してます。
前後のバランスは、完成してからの調整でござり、これまた一仕事ですなっ。

ハンドル廻りは・・・ブレーキマスターをベルリンガーとし、ハイスロと薄型スイッチも装着。
ベルリンガーにしますとノーマルのスロットルホルダーが装着できず・・・スロットルケーブルが
ベルリンガーと干渉します為・・・

クラッチレバー系もベルリンガーです。

いよいよスイングアーム装着!です。・・・リアブレーキ廻りも同時装着。
ヤッサン!写真に写りたがり、やたらウロウロしとります。・・・「減るもんやなし、ええがな。」

2人がかりの作業でしたが・・・あれこれとやることが多く・・・時間がかかりますなぁ~。
・・・・つづく。