GPZ750 TURBOにブレンボキャリパーでござる。その9
2012年 01月 17日
GPZ750 TURBOにブレンボキャリパーでござる。・・・その9となりました。
まだ・・電装品の交換もありますが・・・・そろそろ完成でござる。
各部、依頼事項に合わせて製作し取り付けます。・・・単純に製作や加工作業がメインのようですが
依頼事項に合った取り付け方法や形状になるようにする寸法決めは簡単ではなく・・製作より時間が
かかる事もしばしばでござる。
製作図面があれば楽チンですが・・・・ちゃんとした図面でないと意味が無く・・・
ただただ好きなように図面を書いちゃうと・・とんでもない物になる事もありますので・・・
目標達成は、図面を書くだけではダメでして・・機能と加工の諸事情を知っていないとアウトでござる。
マフラーです。
サイレンサー(持ち込まれた物)は指定の位置になるように・・・マフラー各部製作ほぼ完了でござる。

サイレンサーを吊るしたいのですが。。。。。低い位置のサイレンサーとめちゃくちゃ高い位置の
タンデムステップ位置・・・今回、この2点をつなぐのですが・・・
すでに装着してありました社外バックステップとの相性が実に悪い・・・・

そこで、高過ぎるタンデムブラケットを低くする為のタンデムブラケットを製作いたす事に。
A点とB点をつなげるだけなのですが・・・・なるべく機能的でなければ・・・
出来合いの物をドッキングさせるのは・・・・実は大変なのです。(うまくない時もありますなっ。)
タンデム位置が決まれば・・・A点とB点は決まり・・・
バックステップ側の位置は不動でござるので・・・何枚も型紙を作って形状を吟味いたし・・・決定。
・・・後は製作でござる。

10mmの板材から切り出し・・・・・

次は軽量穴・・・・くり貫きでござる。
青いフィルム付きのアルミ板は傷防止の敷物でござる。・・・簡単ですが必要なので作ります。

セットして・・・・「オリャーッ!」・・・・ひたすら削りまくります。

左右タンデムブラケットの、くり貫き完了!
この後・・・・外周仕上げて・・・各部取り付け穴開けて・・・面取りや逃げ加工します。

加工途中のタンデムブラケットを車体装着し・・・
これから、マフラー側のステー(チタン製)の製作&溶接いたします。・・・の図。

そして・・・・
マフラーはスプリングフックを付けて完成でござる。・・・そのあと、耐熱1000でブラック塗装します。
タンデムブラケットは面取りなどの最終仕上げして・・・ブラックアルマイト処理いたします。
可倒式タンデムステップバーは?・・・「あぁ・・・まだまだ先は長いですなっ。」

・・・その10へ、つづく。