GPZ750 TURBOにブレンボキャリパーでござる。その10
2012年 03月 18日
「ヨォ~シッ!ブログやるかぁー。」
久々のブログでござる!・・・・・あれっ?・・・・皆の集・・・何処?
「ネタが・・・たまりっぱなしでござる。」てなわけで、更新です。
今回は、「GPZ750 TURBOにブレンボキャリパーでござる。その10」で最終回です。
ペイントから戻ってきました。・・・・サンドブラスト後に強力な耐熱ペイントでござる。
どこから見てもチタン製ではなく鉄製に見えます!・・が・・・そこがいいところなのです。
耐熱ペイントのマフラーの方が70年代~80年代のバイクには似合いますなぁ~っ。
拙者、この耐熱ペイントの耐久性が楽しみでござる。・・・結果は後日ですなっ。
こちらは、ハードアルマイト処理から戻ってきましたアルミの製作部品達。・・・色は黒!
色は・・・・5056材や5052材などは綺麗に染まりますが・・・・
丈夫なアルミ合金の2017材や7075材は色の染まりが通常は今一なのですが・・・
今回も、がんばって染めていただきました。
処理前の下地も重要で、元気メカに一生懸命磨いてもらいました。・・・もちろん手作業です!
さっそく・・・タンデムステップブラケット&タンデムステップ装着いたしました。・・・の図!
台形の板は・・・・ここに装着いたしまして・・・
これを載せます。・・・ASウオタニ製SP2のコントロールユニットでござる。
調整する時に・・あれこれ外さなくても調整できる位置!・・・・で、ここに決定でござる。
750TURBO用のASウオタニSP2キットは存在しない。。。。
皆さん、ゼファー750用を流用しているとの事を聞きつけ・・・
オーナー殿、ゼファー750用を購入し・・・持ち込まれたSP2キットでござる。
が・・・NAとTURBOですと・・・基本進角というか進角幅というか・・・マップ違いまする。
まあ、ゼファー用でも走りますが・・・今回、ちゃんとしたいので何とかします。
SP2は、点火調整はチャンネルでプログラム選択できますが・・・各回転域で細かく
点火時期変更(マッピング)はできません。・・・残念でござるなっ。(HIRはできますが・・・)
図は、これから、配線を作りますの図。・・・道具を並べて製作スタートでござる。
配線カプラーでござる。・・・・着脱(脱着)の必要なところは、カプラーとします。
・・・今時の防水タイプもござりまする。
配線の各ギボシはカシメ後にハンダ攻撃でござる。・・・信頼性と耐久性がアップ!でござる。
風雨にさらされるオートバイ・・・数年後のためにも配線は、きっちり組みます。
配線完成。
SP2の点火コイル装着しまして・・・・配線します。
コントロールユニットはタンクの下にあり・・・シートを外せば、調整のツマミがいじれます。
先ほどの点火プログラムですが・・・プログラムをゼファー750用じゃなく750TURBO用で特注。
・・・「MORIYAMA ENGINEERING 第1号」・・・での「ME1」
先に購入したゼファー750用はボツとなってしまいました。・・・完成品での書き換えは出来ないそうで
新たに購入となりました。・・・「トホホ・・・」(先に相談していただければ・・・)
左が、NAのゼファー750用。 右が、750TURBO用(ME1)。
STDでのパワーチェックいたしまして・・・(後輪95~100PS)
マフラー交換後のパワーチェックもしました。
純正マフラーでもTURBO車だけあり・・・抜けが良い。(出口の穴もかなりでかい!)もちろん、
純正なのに・・・音量はでかい!「ズボボオオオーーー!」てな感じでござる。
今回のマフラー(タービンから後ろ)装着で、7~8PSのアップでござり。
このサイレンサー、NAだと超爆音ですが・・・タービンの消音効果で爆音ではござらぬ。
図の、ブレンボのリアキャリパーは・・・ディスク径が大きくブレーキの効きは良好!・・・がっ、
・・・持込の、この社外ステップ・・・今一で問題発生でござった。
ブレーキペダルとリアマスターのオフセットが超大きいのとペダル強度が不足で・・一回の試乗で
作用点部分がねじれて曲がってしまいました!・・・今回は、ワンオフで作り直しますが・・・
他にも気になる部分がござり・・・・
こうなると・・・最初からフルステップを製作のほうが・・・良かった?かも・・・ですなっ。
このご時勢・・・なかなか良い物は無い。・・・デフレの時代ですから・・・何でもコストダウンです。
拙者も、電化製品と工具購入で悪戦苦闘し・・・毎度、腹を立てとります!
・・・良いものが無い時代到来!・・・あってもみんな買わないので廃盤・・・そして粗悪品となる・・・
フロントマスターはオーナー殿、お気に入りのベルリンガーでござるまする。
純正のスロットルと同時装着できず・・・仕方なく社外のスロットルホルダーと薄型スイッチとなりました。
フロントキャリパーは、苦労しまして装着のブレンボ4ピストンキャリパー(40mmキャスト)でござる。
ブラックなので目立たなくて実にいいですなっ。・・・効きも良い!
足回りの全てをメンテナンスしてフォークスプリング交換しWPのリアショックとし・・・ブレーキも
良く。・・楽しく試乗できました!・・・意外にもアンチノーズダイブ機構が実に良いですなっ。
フルブレーキング時は最高でござる。・・・コーナーの入り口はフルブレーキングで減速!・・・
コーナーはそれなりとし・・・コーナーすぎたらTURBO炸裂でフル加速!「スローイン・ファーストアウト」
・・・この乗り方でのアンチノーズダイブ機構でござる!
フロントブレーキ引きずりながらリリースなんてしない時代のバイクでござる。
これが・・・無くても良いのですが・・・フルブーストでのフル加速から・・・アクセルオフ!・・強烈に
「バシューー!」・・・・足元に空気の塊が噴射!・・・炸裂!良い音ですなっ。
TURBOならではのモノでござり・・・用も無いのだが、ついつい楽しく「バシューー!」やりますなぁ~。
750で・・・ブーストかければリッターバイク!
今のバイクにはないものがあり・・・良い時代の良いバイクでござる。
極上の750TURBO・・・実に綺麗な車両でござり!「末永くベストコンディションを!」でござる。
・・・何年か後にはエンジンオーバーホールでお待ちしておりまする。
GPZ750 TURBOにブレンボキャリパーでござる。・・・「完。」
それにしてもカッコイイ750TURBOですな!
金をかけるに値する素材です。
20年前はZ2に倒立フォークとか、素材無視の
切った貼ったのフルカスタムが息巻いていましたが、
これからは当時っぽさを残した渋いカスタムが
主流になりそうですね。
こんばんは。
そうでしょう。そうでしょう。♪~
見た目のカスタム・・・よりも・・・
やっぱり中身でござります!・・・みんな大人になりましたなっ。
今見ると、750TURBOの純正ホイールのデザイン・・・
超カッコイイし斬新でござる!
byもりやま