GPZ900R・コンプリート5号機でござる。その12
2012年 03月 27日
GPZ900R・コンプリート5号機でござる。その11 ・・・
5号機はすでに完成いたしましたが・・・
作業途中のレポートがまだでしたので抜粋でレポートいたします。
750G1カラーの外装は・・・
デカール貼り付けて、外装装着し・・・各部のステーも製作・・・カウル類は、装着位置変更して装着。
各部のラバー製品&ボルト類も純正新品としてますので、しっくりきますなっ。
ガソリンタンクの補記類もトラブルないように新品で、(フューエルコックはピンゲル製のハイフロー)
スクリーンはショートの軽量タイプ。・・・・ブレーキ&クラッチマスターを・・・
ブレンボラジアルマスターシリンダーとし・・・各メッシュホースは専用で製作し・・・
スロットルやスイッチ類も変更し・・・ハンドル切れ角も変更。・・
その他、外装に関係する事は全て完了いたしまして・・・ようやく先が見えてきました。
残す作業は・・・・マフラーとハンドル製作。
まずは、マフラーです。
なぜか・・・スケッチブックでござる。・・・・中には・・・
ひたすらサイレンサーの絵・・・・寝る前に・・・書きまくり・・・
設計図より先に・・・デザイン画をひたすら書き・・・そして悩み・・・
ほぼ毎日・・・1ヶ月ほど書き続け・・・悩み・・・決めます。・・・(これが、意外と楽しい。)
気付けば、このスケッチブック全て・・・5号機のサイレンサーのデザイン画でござる。
その一部です。
現実離れしたものから・・・ブサイクなものまで・・・日が経つと考えも変わり・・・・
最終的にはチタンで作れる物かコストはどうか検討し・・・決めていきます。
曲げ加工や溶接の順番など考えながら・・・徐々に現実的となっていきまする。
金型は単品製作では超高価すぎて使えないので、全作業・・・板金手作業となります。
そして、ようやく生まれたワンオフチタンサイレンサーです!・・・・・「角型ナイフエッジ!」
製作も大変ですが・・・脳が疲れますなっ。
もちろんオーナーの意見(意思)は聞いておりますぞっ。
一から部品を作るという事は・・・設計し作るだけではなく・・・このようにデザインもあるし・・
性能や耐久も必要でござり・・実に複雑で時間のかかるものなのです。
コピーやパクリなら・・・コスト削減・・・でも、気分が悪いので、一からですなっ。
出口・・・排気口でござる。
穴は大きいですが・・・容量確保で、爆音ではござらぬ!心地よい排気音でござる。
後方からの図。・・・・バンク角確保しとります。
上方からの図。
こちらはクラッチレリーズでござる。・・・・軽量で強靭なバックプレートでござる。
もちろん、マニュアルカムチェーンテンショナーキットも装着してます!
ようやく形になりました。
残す作業は・・・・ワンオフでの専用セパレートハンドル製作ですなっ。
ベストな位置のハンドルはなかなか無いので・・・製作となったのでござる。
今回は、径が43mmでオフセット0mm、垂れ角6度で製作いたします!
「ジャン!」・・・・アルミ7075の塊でござる。
製品が出来上がり・・・T-6処理すれば強力でござる。
こんな大きさでござりまする。・・・・「ずっしり重い。」
・・・今回も削りまくり・・・切り粉となり・・・捨てる部分の方が、はるかに多いでござる。
次回は切削でござる。・・・その13へ、つづく。
お店に顔出したいのですが車で行く場合近くに止めるところはありますか?
遅い時間までパソコン作業してるんですね…
ワンオフマフラーはこのようにして作られてるんですね、雑誌で有名なカスタムショップのワンオフマフラーとは別物です
リーマンショック後のエンジンOHは自分のRZだけでしたが今は順番待ちですか(;゚Д゚)
大型バイクばかりで腰を痛めないでください。
こちらこそ、お世話になっております。
一旦、店の前にお越しください、お待ちしております。
byもりやま
コンプ さん
昨晩はどうもでござりまする。
セパハンは・・・塊からの削り出しでござります。
バーエンドはジュラコン製(軽量で転倒ダメージ軽減)または、
純正流用のバーエンドウエイト(重いが微振動軽減)でも
どちらでも装着できますので、悩んでください。
byもりやま
☆キャスさん
たまたま寝れず・・・パソコンでござる。
ワンオフ・・・一つ作れば・・・ワンオフ・・・
部分的に変更しても・・・ワンオフ・・・
量産の流れでのワンオフではちと・・・悲しい・・・
量産品に毛が生えたものじゃない・・・ものをでござるなっ。
腰は大丈夫です!
byもりやま