GPZ900R・コンプリート5号機でござる。その13
2012年 03月 28日
GPZ900R・コンプリート5号機でござる。その13
ワンオフのセパレートハンドル製作の巻き。
フライス盤と旋盤使い・・・削りだしの製作物。
部品製作に必要な治具も作らなければならず・・・ワンオフですから治具達もワンオフ・・・
・・・1回使ったら2度と使わない治具達・・・トホホでござる。
サイレンサーの時と同じでござる。・・・デザイン考え中の絵・・・「夜な夜な寝る前に書いとります。」
・・・機能と生産性の問題もあるのですが・・・・まとまるまで何ページも書きまくり・・・
時が経ち・・・頭が煮詰まって・・・行き過ぎた・・・
おかしな形状にもなりまする。・・・そして、落書きも増えてきます。
・・・鋳物や5軸のマシニングセンターなら出来そうですが・・・単品製作にはコストが合わずですなっ。
むろん、忍者には似合わない形状でござる。
忍者のイメージは・・・丸より角ですなっ!
各部の形状や寸法が決まり・・・・製図いたし・・・いよいよ加工開始でござる。
7075材の塊です。「さぁー、始めますかぁー」
大きさは、・・・・製作図面に合わせた・・・最低限の大きさでござる。
まずは、コンターマシーンでの切り出し!・・・その後、各治具も製作。
治具にセットし・・・フォークにクランプする穴を開けます。
・・・ZRX1200のフォークですから、43mmの穴です。切削面は綺麗に仕上ます。
只今、・・・切り粉がモリモリ中・・・
43mm、穴あけ完了!
コンターで切り出した面を仕上ます。・・・この部分の精度は重要でござる。
今回は、ハンドルバー垂れ角は6度です。・・・・・傾き角6度の内径22.20mmで穴あけでござる。
・・・ハンドルのクランプ部分でござり切削面は綺麗に仕上ます。
・・・・22.20mm穴あけ完了!でござる。
時は流れ・・・只今、外周切削中でござる。
まだ、加工途中ですが・・・・かなりの量を削り捨てましたなっ。
・・・・「右側と左側がござるので・・・時間かかりますなっ。」
つづく。