GPZ900R エンジンオーバーホルですなっ。その3
2012年 06月 10日
忙しく・・・ブログアップが・・・やや遅めでござり・・・・かたじけない。
今回は、
GPZ900R エンジンオーバーホルですなっ。。。その3
・・・・腰下分解でござる。
ケース左側・・・分解!
各部品・・・見た目は・・・55000kmにしては。。。意外と綺麗ですなぁ~。

ケース右側・・・分解!
こちらも・・・各部品・・・見た目は綺麗ですなぁ~。

クラッチ分解。
スプリングが・・・引っかかり・・・出てこない。
やはり見た目は綺麗でも・・・約55000km走行・・・・減ってますなっ。

アルミなので激しく磨耗して・・・スプリング引っかかる程の段つき。
最悪はクラッチ作動が悪くなり・・・じきにミッションにも悪さする。

オイルパン内部は・・・超綺麗!
「この綺麗さは、過去最高でござる。」・・・きっちりとオイル管理されておりまするなっ。

その後クランクケース分割いたし・・・
図は、アウトプットシャフトのベアリングホールですが、いつもの当たりと違うところがござり・・
なんだっ?腐食。。。。かっ。

アウトプットシャフトのベアリングには・・・・・・・無数のアルミ粉(粒)が、へばりついておりまする。
電解腐食かぁ~?・・・あぁ~!ここまで順調でござったのに・・・残念ですっ。

ミツションは55000km走行・・・
峠メインの972仕様・・・・乗り方にもよりますが、峠での使用はクラッチやミッションには過酷かなっ。
まぁ、ちゃんとオーバーホル&メンテすれば問題はないでござるなっ。・・・コストは、かかりますが・・・
・・・・・駆動系は・・・・基本、消耗部品の塊ですから仕方ない。

摘出した、綺麗なクランク&コンロッドでござる。
各部の磨耗や曲がり振れも問題なし!再使用決定でござる。
質の良いちゃんとしたオイルで・・・・適度にブチ回すのが一番の薬ですなっ。
乗り方も重要です!
信号待ち&渋滞、低回転多用の下道ツーリングがメインですと・・・良好な程度の維持は厳しいです。

今回のエンジン・・・
発動機部分は定番部品の傷みでござり・・・走行距離の割には程度良くベースとしては合格です。
972ピストン&シリンダー、ST-1カム&ロッカーアームは組み付け後、26000km走行でござり、
程度良く、今回は再使用いたします。
補器類の程度は走行距離相応で、各部品オーバーホールいたします。
峠メインの為か・・・動力伝達部分は、やや程度悪しでござったが部品交換で復活でござる。
なにはともあれ新品部品が揃うのはありがたいことです。
つづく。
その4へ、つづく。