ZRX1200Rのエンジンチューン&オーバーホールでござる。その6
2012年 09月 05日
最近、雨が多く・・・・しかも豪雨ですなっ。
・・・豪雨となりますと、当店目の前の環状2号線はプールでござる。
三車線道路で中央分離帯側が大きく凹んでおり、水深も良い感じでござり
・・・車が勢いよくダイブしとります。「ザバァーーーーーーン!」
バイクだと・・・・危なそうでござるが・・・・楽しそう。
では、ZRX1200Rのエンジンチューン&オーバーホールでござる。その6です。
今回は、腰下の組み立てです。
各部の加工や下準備がようやく終わり・・・・息つく間もなく組み立て開始でござる。
各部チューニングがござるとオーバーホールより、はるかに・・・多くの時間を費やしますなっ。
バランス取りした新品コンロッドに、これからWPCモリブデンショット処理したメタルを装着します。
クランクシャフトはダイナミックバランス仕様でござる。
コンロッド装着完了の図。
下準備完了の極上クランクケースでござる。図はアッパーケース。
これからクランクケースに装着いたしまする・・・・WPCモリブデンショット処理いたしたメタルでござる。
メタルが黒っぽい色なのは、WPC後にモリブデンをショットし埋没させてあるからです。
これでクランクがスルスルと回りますぞっ!・・・・潤滑性アップ&低フリクションでござる。
アッパークランクケースにクランクAssy&ミツションAssy装着!
WPC処理いたした6速ミツションでござる。
「ううう~ん~♪ スベスベで美しいですなっ~♪」・・・・・・・シフト!スコスコです!
ロアクランクケース装着!
「雨天未使用で15000km走行の車庫保管!・・・綺麗なケースですなぁ~。」
潤滑系統部品装着いたし・・・・・この後オイルパンを被せます。
ケース左側に、
セルモーター(スタータモータ)、ゼネレータ、チェンジ系パーツ、ミツションカバー、
ウォーターポンプ等装着!
ケース右側には、
クラッチ系パーツ&ゼネレータ・チェーン系パーツ装着です。
パワーバンドでクラッチが滑らないように・・・・
今回、FCC製強化クラッチKITを採用いたします。・・・・クラッチ大手メーカーでござる。
カワサキ純正のクラッチオペレーティングプレート(プレッシャープレート)でござる。・・・これも・・
FCC製でござりっ!一安心。
クラッチ系組立て完了し
クラッチカバー装着いたし・・・・・・腰下完成。
次回は、腰上の組み立てでござりまする。・・・・・・・その7へつづく。