ヤマハYZF-R1・・・クラッチが・・・
2013年 02月 18日
ヤマハYZF-R1でござります。
当店で新車で購入していただき・・・がんがん乗って・・・現在、走行60000kmオーバー!
さすが、日本製・・・高性能でありながら高耐久でござるっ。・・・オイルだけは、こまめに交換いたし
ここまで大きなトラブルは無く、ダイレクトイグニッションコイルと、クラッチ板の交換程度でござり。
一般道&峠&サーキットで使用し続けてますが、もう60000kmさすがに限界も近いので・・・
きっちりと高額メンテナンス?・・・・ならば新車乗換えのほうが・・・・Sさん、只今検討中でござり!
・・最近クラッチの調子も悪く、異音もござり・・・現状、ご老体なR1・・・高負荷なレイアウトの
サーキットは禁止ですよっ・・・てな話をしてたのに・・・
先日、禁止されたサーキットへ行ったSさん・・・・一撃でクラッチ終了!
次行ったらエンジンブロー!ですよっ。・・・オイルぶちまいてみんなに迷惑かけますので・・・
しばらくは、のんびりとツーリングでござる。
フルメンテナンスを欲しがる・・・・R1っ。
しかし、レーサーレプリカ・・・・次から次への新型で・・・・フルメンテナンスか乗りかえか悩みます。
性能維持は、高性能車の性ですかっ。・・・・いずれにしてもコストはかかりますなぁ~。
クラッチ系分解いたし、点検いたします。
サーキット走行当日・・・1周目は問題なく・・・2周目から滑り始め・・・・滑りまくり・・・
クラッチプレートもフリクションディスクも・・・・焼けまくりの炭っ。
重大な事故になる前に・・・・やはり常日ごろのメンテナンスサイクルは守るべきですなっ。
・・・・・「機械物ですから、いつかは壊れます。」
クラッチボスでござる。・・・・・
クラッチプレートの歯のあたる部分は限度を超えて摩耗してます。
なんと・・・・・締結するリベットまでも・・・かしめ甘くなり激しく摩耗し・・・・ガッタガタでござる。
プライマリドリブンギアに付くクラッチハウジングも・・・・
フリクションプレートの歯の当たる部分も大きく摩耗。
ん~~~~。こりゃ駄目だ。
新たな部品でフルメンテナンスいたしリフレッシュ!・・・・が・・・原動機やミッションは
60000km走破でくたびれてますので・・・高負荷のサーキット走行は禁止でござる。
クラッチボスでござる・・・・・左は新品。右は旧。
バックトルクリミッターは便利ですが・・・急減速時に効きすぎるエンジンブレーキをクラッチ滑らせて
逃がす構造なのでクラッチの寿命は短くなります。・・・・・・
・・・ですから、調子がよくても各サイクルで分解点検は遂行しなければなりません。・・・
もちろんエンジン各部、車体、ブレーキ、その他もござり・・・・消耗品だらけでござる。
「やっぱ新品はいいですなぁ~。」