ZRX1100のエンジンオーバーホール＆チューン その2

森山です。
購入当初は楽しくうれしく、ガンガン乗り回していたバイクも今じゃすっかり放置っ。
純正のまま・・・年月も進みトキメキも薄れ・・・だんだんと飽き・・・乗らなくなる事もある。
最初からのフルカスタム完成車も・・・純正と同じく後は乗るだけなので飽きちゃいます。

いじり始めて楽しく、大きな変化もござり・・・乗りたくてしょうがない事もある。
フルカスタムも完成するまで1５年かかれば・・・なかなか飽きませんなぁ～。
毎度いじった部分が楽しく乗りたくてしょうがないし・・・次のいじる部分を夢見てワクワクいたし
5年で飽きるバイクも、完成形まで15年かかりゃ飽きる暇などござりませんし乗りまわしますなぁ～。
目標に沿って、うまいサイクルで時間をかけて仕上げるのもバイクライフにとって良い事かなっ。
・・・まさに、コンスタイルでござる。

ZRX1100C1のエンジン、分解開始です♪。







エンジン前方は長年の汚れと腐食が激しいですなぁ～。









クラッチカバーの前方も・・・・ボロボロっ。
基本、お掃除嫌いのコンさん（笑）。









ヘッドカバー外しまして・・・・










カム山は、虫食い発生です。










シリンダーヘッド外し・・・








・・・ようやく出てきたピストンっ。
シリンダー下側（ピストンが接触しない部分）が大きく錆びており・・・ピストンリングが引っ掛かり
シリンダーがなかなか抜けずでした。








ピストン摺動部分にも錆跡がござる～。・・・・そういえば、飽きて長期乗らない時期がありましたなあ～。
その時に錆びたのですな。








コンロッド2本は問題なし・・・2本は軽い焼き付きありでした。











腰下分解でござる。・・・







17年経過の各ゴム部品はカチカチ・・・








一番外側のクラッチスチールプレートが焼けてました。・・・引っかかって焼けたのか？
クラッチハウジングのガタも大きめで程度の悪い部品もござりっ・・・
部品供給はござるので、交換致しますっ。







クランクケース分割！・・・・






クランクジャーナルメタルは程度良し。










クランクも問題なしでした。・・・各ピンも良好。振れは０、０２ｍｍでござる。









ケース内に乗っかってました！・・・・小さな金属の破片っ。「おっ！これは」







ミツションのCクリップですかっ！・・・噛み込まなくて良かったですなぁ～。
・・・・各クリップをチェックいたしますと・・・








欠損箇所ありました。・・・・アウトプット側3速ギアの脇にあるクリップが欠けてました。
あと、シフトフォークの油幕切れでの焼き付きもあり。・・・その他は問題なし。
丁寧で正確なクラッチ操作＆チェンジ操作は意外と出来てないものですっ。
大きな駆動力はかかっていない状況で、クランクケースベアリングホールの程度は極上っ。










コンロッドメタルです。
たまにしか乗らない車両や長期乗ってない車両での・・・・ドライスタートはかなりのダメージ
要注意ですぞっ。

つづく。