Z1Rキャブレターでござる。

森山です。
Z1からZ1000MKⅡまで強制開閉キャブレターも進化っ。
Z1000Jからは負圧キャブレターとなりましたが・・・



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Z1Rキャブレターメンテナンスでござる♪~。
Z1初期のキャブレターと比較しますと・・・格段に進化しておりますなぁ~。






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複雑な構造の初期型と違い、シンプルで高強度・高精度・高耐久です。
スロットルシャフトも2点ベアリング支持から3点ベアリング支持となり
・・・各部品の精度が高い。




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フェルトシールの装着方法も素晴らしく、
・・・内部のグリスも残ってますっ。





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こちら、スロットルシャフトです。
ベアリング接触部にはグリス溜り溝がござる。・・・「素晴らしい。」





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スロットルシャフトはキャブボデー内を貫通しておりますが、
エアリークしないようにシールがござる。・・・フェルトシールではなく
高性能ゴムシールでござる。






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スロットルバルブを引き上げるアームは1個でござりシンプル・・・
トラブルも少なく調整も簡単で正確でござる。
「強制キャブレターの熟成型でござりますなっ。」





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トップキャツプでござる。






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T型のジョイントパイプ・・・「コストかかってますなぁ~。」
内部を燃料が流れます。
当時もので、ゴムの部分が固く縮んでしまい・・・隙間ができて、
ガソリン漏れいたしてますので・・・





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今回、交換ですが・・・
純正部品では生産中止でござるので・・・
図の上の社外品を使います。






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メンテナンス完了♪。

めちゃくちゃ重いキャブレターですが、良く出来てます♪。
・・・「これぞフルメタルでござる!」





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今回のメンテナンスで復活しましたが、キャブレターも消耗部品がござり
メンテナンスサイクルがござりますので、定期的なメンテを遂行して
長生きさせてください♪。




by moriyamaeg | 2015-06-30 22:22 | キャブ編

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