GPZ900Rエンジンオーバーホール…その6

森山です。
T殿のGPZ900Rエンジンのつづきでござる。
走行15000kmのスペアエンジンで15年間自宅保管でしたが、
見事に腐食いたし・・・バルブ&バルブシート、ピストン&シリンダー
は超錆びまくりでクランキングもできない状態でござりました。
・・・フルメンテナンスにより無事復活いたしました♪。



a0163159_22040402.jpg
シリンダーヘッドはフルメンテナンスで復活でござる。
新品バルブ、新品ガイド、シートカット、ロッカーアーム系も新品といたし
下準備完了でござる~♪。
・・・新車時同等の高性能&高耐久目指します。






a0163159_22045161.jpg
シリンダーも純正新品の0.50mmオーバーサイズピストンでボーリングいたし
無事復活です♪。
「さて、組み立てますかっ。」





a0163159_22052558.jpg
0.50mmオーバーサイズピストン組み付けまして・・・






a0163159_22061249.jpg
シリンダーAssy組み付けまして・・・






a0163159_22065995.jpg
シリンダーヘッド組み付けますっ。






a0163159_22073664.jpg
ダメージのある部品を新品に交換できる喜びでござる。
新品でメーカーから入手できるからこそ高耐久なエンジンに復活させられるのです。
・・・カワサキ殿に感謝でござる!
ロッカーアーム系も新品です。・・・新品がない場合は・・・使えそうな
中古品かそのままで我慢いたすことになるのでござるっ。




a0163159_22113718.jpg

旧カムシャフトです。・・・15000km走行ですが、オイル管理と乗り方での
ダメージがござります。(カムそのものの問題の時もござる。)

拙者が見てきた最も短命だったカムシャフト&ロッカーアームは6000km!
・・・焼き付きの完全段付き摩耗で新品に交換でした。
長寿なカムシャフト&ロッカーアームは50000km走行で全く焼き付きなし!
・・・綺麗な状態でした。
高級オイルでの早いオイル交換サイクルはもちろんですが・・・
常用回転数が命でござり、アイドリングや低回転多用は命とりでござります。
・・・回転数が高いほうが良いのです。





a0163159_22080939.jpg
これも・・・






a0163159_22090518.jpg

これも・・・






a0163159_22102024.jpg

これも・・・油膜切れが原因でござる。








a0163159_22122036.jpg

新品に交換いたします。・・・逆車カムでござる。







a0163159_22134758.jpg

新品のカムシャフト&ロッカーアームが一番!








a0163159_22130612.jpg

新品が生産中止となったら・・・大変でしょう。
純正カムシャフトは、決して高くないので長く乗るなら入手しておくべきですな。







a0163159_22143908.jpg

今回のカムシャフトも超高精度で大当たり!・・・(前回の国内カムも大当たり。)
2015年製、カワサキに何かが起きたのですなぁ~。
過去最高の出来でござる♪~。「今回のロットはすごい♪~。」
ジャーナルもカムも高精度で、振れも0.01mm以内・・・最高でござる♪。
こりゃ長持ちするかもっ。







a0163159_22151516.jpg

で・・・・その昔のカワサキ~旧カムも測定っ。
各ジャーナル径もあやしく、振れ0.13mm・・・限度値を
はるかに超えた残念カムでした。






a0163159_22155719.jpg

2015年製の大当たりのカムシャフト組み付けまして・・・完成でござる♪。
来年2月に搭載いたします。

つづく。

トラックバックURL : https://moriyamaen.exblog.jp/tb/21853918
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by moriyamaeg | 2015-11-20 22:19 | エンジン編 | Trackback | Comments(0)

モリヤマエンジニアリングの日常を投稿してます


by moriyamaeg