スズキＧＳ７５０ その２

森山です。
GS750のつづき・・・
リアブレーキの引きずり＆作動不良の修理でござる。







リアマスターＡｓｓｙでござる。
車体から外しまして・・・








ダストブーツめくると・・・・錆びだらけでござりっ。








分解いたします。
インナーパーツは交換で・・・







シリンダーが死んでいたらＡｓｓｙ交換ですかっ。
旧車の場合、殆ど死んでおりますが・・・これもダメでしょうなぁ～？








お掃除いたし、シリンダー点検・・・「意外！使えますなぁ～！」

錆びたロッド系部品は・・・錆び除去いたします。

花咲かＧで錆処理っ♪

マスターシリンダーのインナーキット＆ブーツを交換いたします。

必要最低限の新品部品交換で復活です。
・・・ロングライフ目指すなら新品Ａｓｓｙ交換ですな♪

お次は、リアキャリパーでござる。

ＧＳ７５０のリアブレーキはドラムじゃございません♪
しかも対向２ピストン♪
・・・「７６年ながら、今どきのキャリパーですなっ♪」









今どきのダストシールではなく・・・４輪と同じダストブーツタイプでござる。
「ダストブーツのほうが良いですなぁ～。」
「ピストン錆びにくいし、シールも長持ちいたしますからなぁ～。」

しかしながら・・・長年、何もせずですと・・・

ゴムもやられ、腐食も進行いたし、固着し、フルードちびり、等々
さまざまなトラブル発生いたします。

ピストン抜くと・・・内部はゼリーだらけです。

フルードの粕とアルミ腐食粉を除去でござる。
・・・腐食の状況によっては、即座にキャリパーボディー交換となりますっ。

これでしばらくは使えますが・・・
ロングライフめざせば新品Ａｓｓｙ交換ですな・・・
でも、１９７６年式の旧車ですからなぁ～。・・・旧車のレベルではＯＫですかっ。

ピストンでござる。・・・・
フルードのゼリーで汚いですが・・・

お掃除いたすと、綺麗ですなぁ。
・・・腐食も無く問題なし♪

・・・必要最低限のピストンシールとダストブーツの交換で復活っ。

いまだに純正部品の供給があるのはありがたい♪。
旧車にしては部品供給の良いスズキです。・・・「スズキが一番でござる。」

マスターやキャリパーは、２年～４年では分解整備いたすもの・・・
・・・１０年何もせずではダメです！

リアマスター装着。

リアキャリパー装着。

「引きずりも解消し、作動性も良くなりました♪。」
・・・修理完了です。