GPZ900R・S殿号のエンジンオーバーホール その2
2016年 10月 23日
S殿のGPZ900R・・・めざせ快調ロングライフ仕様の
エンジンオーバーホールのつづきでござる。
かなり固い異物でメタルに埋没しきれず・・・・
今後のロングライフ仕様を考えますと交換いたすべき結果ですっ。
クランクAssyもドナーから探しますかぁ~。
良いものを探すには、良いものが見つかるまで複数個のエンジンを
分解いたし点検測定を繰り返すはめとなり時間とコストが跳ね上がりますっ。
極上中古クランクを探し当てるコストより新品クランクのほうが得るものが
大きいく安いのでござる。
販売終了であれば仕方なく極上中古クランク採用ですが・・・
・・・(ちなみにコンロッドAssyは販売終了でござる。)
K972採用で増える熱量は・・・
うまい具合にS殿号はZRX1200Rのラジエターとなっておりましたので
ラッキー♪。
拙者、秘蔵のシリンダーヘッドAssyを準備いたしました♪
・・・・3基分解いたし・・・というか3基目で・・・
合格クランクケースでした。(5基~6基の分解点検じゃなくて良かったですっ。)
当りが出るまで続ける部品探し作業ですっ。
妥協いたせば早いが極上品探しとなると大変でござる。
アウトプットシャフト、アウトプット3RD、アウトプット4THも探しあてますっ。
欲しいミッション部品も、当りがでるまでバラして測定の繰り返しでござる。
・・・それ以外のミッション系全部品は新品で無事ゲットでした♪。
現在は、アウトプット2NDまでも販売終了でござる!
忍者ミッションの弱点であるアウトプット2NDギアの販売終了は痛い!
S殿の部品注文は今年の6月あたりでござり・・・現在販売終了の
2NDギア、クラッチハウジングは無事ゲットでなによりでした♪。
オーバーホールよりも部品探しの時間やコストがかかる現実っ。
ある意味いらない作業なのに・・・
これが生産中止・販売終了の怖さなのです~なぁ~。
ぜんぜんOKですよで済ませてしまったら・・・機械は正直ですから
・・・やがて結果が物語るのですっ。
・・・つづく。