kawasaki ZL900 エンジンオーバーホールでござる。その10
2017年 01月 23日
ZL900のつづき・・・
全ての下準備が完了いたし、エンジン組み立てでござります。
古い車両でござり今回も下準備に時間がかかりました。









右が旧部品。
左が新品部品。
快調&高耐久を得るための新品部品投入でござります♪
「入手できラッキーでござりました♪」



販売終了となると・・・使えそうな中古品を探すのですが、
基本消耗部品でして良品を探しあてるのは大変でござるっ。

ジェネレーターチェーンのテンショナーに攻撃された傷跡でござる。

「30年の長い歴史のうちには何かがござったのでしょうなぁ。」



・・・新品&対策強化品といたします♪



右が旧。・・・ロック機構が死んでおります。
左が新。

エンジンスタート時はクランクを駆動いたし、エンジン始動後は
ジェネレーターを駆動いたし過酷でござる。
右旧。・・・プレート枚数が4&5
左新。・・・プレート枚数が5&6
新のほうが強力で丈夫でござるっ♪

右旧。
左新。・・・チェーンの幅に合わせてスプロケの幅も広い。

右旧。
左新。

右旧。
左新。

右旧。
左新。

右旧。
左新。

・・・クラッチカバー装着いたし腰下完成でござる~♪

ピストン装着っ。






正確で適正な遊び調整でパワーアップと騒音防止と低フリクション達成でござる♪
マニュアルカムチェーンテンショナー装着で・・・
新品のカムチェーン&チェーンガイド(スライダー)投入の場合!
チェーン&各ガイドの初期馴染みがござり(特にゴム製のRRガイド初期沈みは大きい)
初期だけチェーン遊びの変化が大きいので、初期のみ早めの(500km×2回)
マニュアルテンショナー調整が必要でござりますっ。


つづく。