ZRX1200Rのエンジンオーバーホール(ロングライフ仕様)・・・その5
2017年 06月 09日
過酷な条件なら「水冷」♪
高性能なら「4バルブ」♪
今じゃ、標準となり当り前の機構でござり驚きもなし・・・
・・・ありがたみも感じなくなりましたなぁ~。
当店ハイゼット(軽トラ)でさえもDOHC4バルブの可変カムですから・・・
昔はパワー競争で採用、今は排ガスと燃費競争で採用でござる。
やがてバッテリー&モーターが標準の時代到来でしょうなぁ。
地球温暖化が進んでおるのであればしかたない。
そんな排ガス規制の中で消えていった、
ZRX1200R(最後のキャブレター装着)でござり・・・
GPZ900Rエンジンがベースとなり進化っ。
・・・高回転高出力に大きく進化したのがZX10&ZZR1100Cエンジンで
・・・その後、低中速回転狙いのZRX1100エンジンが生まれ・・・
排ガス規制の中、さらに進化したZRX1200Rエンジンでしたが
規制は厳しくなり、キャブレターでは限界・・・
インジェクション採用のダエグとなりました。さらに規制は進み、ダエグも終了。
排気ガス規制恐るべし・・・モーターへの道筋が築かれておるのですなぁ。

NO1の排気ポート・・・カーボンでポートは黒いがバルブは白い。

長期にわたればポート内にカーボンが溜るはずなのですが・・・
燃料系トラブル?かエンジントラブル?か・・・
まぁ、チューニング車両で10年経過の70000km走行ですから何かしらござりますかっ。


排気ポート(右からNO1-NO2-NO3-NO4)を見ますと
焼け具合がバラバラである。
つづく。