ZRX1200Rのエンジンオーバーホール(ロングライフ仕様)・・・その16
2017年 07月 12日
ZRX1200Rのつづき・・・
オイルキャッチタンクキット(横型)の装着♪
GPZ900R・ZRX1100・ZRX1200R用でござります。
ブリーザーカバー右側にあるブランクのM6ネジ穴を使いますが・・・
GPZ900R・ZRX1100では後期モデルとなるとM6ネジ穴が廃止。
ZRX1200Rでも廃止です。
もともとバッテリーのマイナスリード線を固定するネジ穴だと思いますが・・・
実際には、マイナスリード線はクランクケースのM6ボルトと共締めでござり
ブリーザーカバーのM6ネジ穴は完全にブランクで遊んでましたので、
意味のないネジ穴加工は後期で廃止されております。
・・・しかしながら・・・
製造金型形状は同じなのでM6ネジ穴加工できる形状となっておりますっ♪
貫通しないようドリルにペイント(目印)いたします。
注意いたす事は・・・
真っ直ぐに!綺麗な穴開け!でござる。
今回の作業はブリーザーカバー装着状態で加工出来る道具を使用しましたが・・
通常の道具であればブリーザーカバーを外して加工してください。
・・・オイルキャッチタンクの右側固定っ♪
・・・ブリーザーホースを、純正ブリーザーカバーのホース差し込み口へ・・・
そのままでは入りません!
「注意!」
ブリザーカバーのホース差し込み口は綺麗にお掃除いたして完全脱脂の事!
「注意!」・・・
火傷と火事に注意でござる♪
差し込みましたらそのまま冷えるのを待ちます♪
オイルキャッチタンクにある耳とホースを図のように、
インシュロックで固定しまして・・・
オイルキャッチタンク右側のM6キャップボルトのみを外しまして、
タンクを後方へ少しずらしますとFCRを装着しやすいです♪
つづく。