Z1改のエンジンO/H&公道仕様への変更・・・その8
2017年 03月 21日
Z1改のつづき・・・
ここから、腰上の組み立て開始でござります。
JEピストン(72mm)装着いたしまして・・・
ピストン位置(上死点での位置)を点検いたします。
計算通りの位置にあるか実測確認いたします♪
クランクケース側が0.05mm面研、シリンダー上面が0.06mm面研で、
シリンダー位置は0.11mm低くなりました。
ピストン位置とシリンダー位置とヘッドガスケット厚さの最終確認でした♪
(ヘッドガスケットはメタルガスケットで厚さ1.1mmを使います。)
ヘッドガスケットが干渉いたして装着できませんので・・・
メタルヘッドガスケットは加工装着でござり♪
メタルヘッドガスケットのほうが標準の(グラファィト)ヘッドガスケットより、
吹き抜けにくく高性能です♪が、面精度の荒い凸凹な面だと追従性が悪くアウトです。
追従性はグラファイトのほうが良好です♪が、耐圧力に弱いのと経過年数で
古くなると煎餅布団でござりますっ・・・
社外のメタルガスケットでは、チューニング系寄りのものも多く耐圧力が一番。
必然的に追従性はチョい劣るので、高精度面研&トルク管理の遂行でござりました♪
良く冷えますように超薄化粧といたします♪
つづく。