CBR600F4i・・・リフレッシュ作業でござる♪ その9
2018年 05月 13日
CBR600F4i・・・リフレッシュ作業のつづき。
ネジの頭と工具がしっかりと勘合いたし適正角度&力で回す事は最重要でござります。
締める緩めるばかりを考えて・・・ただただ工具に力をかけてはダメ・・・
(工具の力点とネジの頭の作用点は殆どの場合オフセットしておるので工具は必ず逃げる
・・・工具が逃げない方向にも力をかけて回す力を加えるべし!)
差し込んだ工具をしっかり固定していない・・・
工具サイズが違う・・・使用する工具の選択が悪い・・・
オーバートルクやネジの固着・・・摩耗したポンコツ工具・・・
既に摩耗していたネジの頭・・・工具の差込みが浅い・・・
工具が斜め・・・その他・・・でのナメでござる。
ナメた瞬間に工具が外れ大怪我いたす事もあるので要注意ですぞ。
アルミフレームにスイングアームをセットいたし・・・
シャフト通して芯だしいたし・・・
フレーム右側にあるセットカラー(ピボットアジャスティングボルト)(カラー外周に雄ねじがござりフレーム側に雌ネジがござる。)
を規定トルク(数値的には弱いトルクです。)で締めますと
チエーン側(基準)へ押されて隙間ゼロ(ややプラステンション)となります。
その後、セットカラーが回転しないようにホールドしつつ
セットカラー外側外周にあるロックナット(リングナット)を規定トルク(強いトルクです。)
で締めます。
その後スイングアームピポットシャフト(ボルト)を通しピポットナットを規定トルクで締めます。
これにてスイングアームとフレーム間がベストな状態で組み上がるのでござる。
「釜爺」のように腕が6本あれば・・・最高に便利なのですが・・・
拙者2本でござります。
腕が足りない時は誰か呼んで腕を増やしますが・・・
誰もいなけりゃ2本の腕と足でなんとかなるように工夫でござります。
・・・つづく。