CBR600F4i・・・リフレッシュ作業でござる♪ その10

森山です。
F4iのつづき・・・




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工場のジャンクボックスに落ちていたナットとボルトを・・・
溶接しただけの自作SST(特殊工具)♪
(ナットは対面19mmでボルトは17mm)

ゴミ同然の螺子も・・・時には立派な工具へと生まれ変わるのです。










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対面19mm側をセットカラー(ピボットアジャスティングボルト)の
六角穴に差し込みます♪
(フレーム側ピボット穴に雌ネジが切られ、セットカラー外周に雄ネジが切られ
ております。)
セットカラー外周のロックナットを締める際・・・
規定トルクで締めたセットカラーが・・・
回らないようにホールドいたすだけのSSTでござる。














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ロックナットレンチ(SST)を差し込みまして・・・













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自作SSTに17mmソケットを差し込んでホールドいたし、
ロックナットレンチにトルクレンチを差し込んで規定トルクで締め付けます♪

SSTは数が出ない為、シンプルな作りでも高額です。
買うより作った方が良い時もござれば・・・
作るより買った方が良い時もござります。

正直、1~2回しか使用していないSSTも多数ござります。
・・・車種専用SSTで・・・年月も流れ・・・車両もほぼ滅亡いたし
・・・そんなSSTは間違いなく鉄ゴミですなぁ~。
車種専用SSTは廃止いたして幅広く使えるSSTといたして欲しいものです。


















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その後も作業はつづき・・・スイングアーム系&リンク系の装着完了でした♪













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で、・・・リンクアームです。
リンクアームには前後の向きがござり・・・
向きを間違えないように刻印があります。

リアサスが異常に硬く沈み込まなかった原因と
リアの車高が高くなっていた原因は・・・
人為的な作業ミスでござり・・・
この部品を前後逆に組んであったからなのです!
(逆組だと、レバー比がとんでもない数値となりますからなぁ。)
















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オーバーホール完了のリアショック装着~♪

リンクアームの逆組でガチガチでしたのでリアショックは全抜きでござりました。
プリロード・・・標準値に調整します。

















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伸び側ダンパーも・・・















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圧側ダンパーも・・・標準値に調整します。
「これにて完調でござる♪」














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お次は、
リアホイール系&リアブレーキ系のリフレッシュ作業でござります。

つづく・・・



by moriyamaeg | 2018-05-15 20:25 | 整備編

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