ZL900、SPチェック後の各部修理っ♪・・・その4

森山です。
ヘッドカバーオイル漏れのつづき・・・







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ヘッド&ヘッドカバー&ダウエルピンの点検各作業完了いたしまして・・・
















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ヘッドカバーボルト系の点検でござりました♪

左はGPZ900R用のヘッドカバーボルト。
右はZL900用のヘッドカバーボルト。(胴の部分が長い)










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ヘッドカバーボルトOリング(ガスケット)でござる。
左はGPZ900R用・・・
右はZL900用・・・ぶ厚い。(ぶ厚い分ボルトが長いのです。)

ZL900では、長いボルト&ぶ厚いガスケットを採用でした。
GPZ900RのA2(1985年)北米仕様で一瞬
採用されてますが、再び短いボルトと薄いガスケットへ戻っております。











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左、GPZ900R用。
右、ZL900用・・・胴部分の突出し量が多くGPZ900R用に
比べてかなり出ておりましてヘッドカバーの圧着力不足となります。
・・・これがオイル漏れの原因でござる!


ボルトにお椀型のワッシャーを装着してガスケットを装着いたし・・・
締め付けた時にガスケットが潰れ外側に逃げないように
お椀型となっております。
が・・・
お椀型のワッシャーは共通部品でござり
ZL900用ですとお椀部分が足りず・・・下半分が飛び出ており
下半分は外へ出やすく・・・その分、圧着力低下でござる。

で、対策がござり・・・
















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ZL900の実車では・・・カバーボルトとお椀型ワッシャーの間に
分厚いワッシャーが装着されております!
そのワッシャーは圧着力を調整する為の分厚いワッシャーで・・・
厚さも数種類ござり各車ごとに調整いたす対策でござる。
今回のカバーボルトには「圧着力調整ワッシャー」未装着&
ガスケット再使用でござり・・・完全に圧着力不足でアウトでござりました。

残念ながら・・・
ZL900用のヘッドカバーボルトOリング(ガスケット)は販売終了!
















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で、・・・
まるごとGPZ900R用に交換いたします。














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なぜ、ZL900で分厚いヘッドカバーボルトOリング(ガスケット)を
採用したのか・・・
何かの対策(振動対策か)だったのでしょうが・・・
結果、対策品の対策でござりっ。
・・・つづく。






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Commented by LaSkull at 2018-06-30 11:40 x
興味深く拝見しております。
一度小生のZL400B1を診て頂きたく検討しております。
記事楽しみにしております。
某掲示ZL板でも話題に出ておりました。
なかなか関東でZLをお願い出来るとこも無いので注目しております。
Commented by moriyamaeg at 2018-07-03 00:45
LaSkullさん
こんばんは。
ZL900も33年経過の旧車となり
当時物部品だらけの車両が多く・・・
まんべんなく修理しなければならない状況でござり
コストとの闘いでござりますっ。



byもりやま




by moriyamaeg | 2018-06-29 22:17 | 整備編 | Trackback | Comments(2)

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