ZL900、SPチェック後の各部修理っ♪・・・その21
2018年 09月 28日
ZL900のつづき・・・
クラッチ編です。
クラッチスチールプレートは・・・錆び。
シャフトドライブ化でござり・・・減速時・・・
急激なシフトダウン&クラッチ操作による
リアタイヤの滑り&駆動系部品へのストレス防止で
バックトルクリミッター装備でござります。
摩耗いたしクリアランス過大(限度値越え)・・・
古くて傷んだオイルですと油膜切れを起こし早期摩耗いたします!
また腐食の原因にもなります!
オイルの質と交換サイクルは重要ですなぁ~。
良く見るとブッシュの一部が・・・
・・・長期放置での電界腐食かっ?
ハウジングのクッション系も死んでおり・・・
スプリングは遊んでおり各部摩耗いたしておりました。
錆びたフロントフォークインナーチューブ(販売終了部品)の
リビルド(再メッキ)に時間がかかりますので・・・
その間に、販売終了のクラッチハウジングを探しまくりましたぁ~。
で・・・・・
左旧。・・・1985年の当時物(初期型)。
右新。・・・2017年まで部品供給の最終型。
比較しますと微妙に形状が変化しておりますっ。
左新。
右旧。
左旧。・・・シングル
右新。・・・ダブル(部品統合)
基本性能は同じで、新たなダブルのほうが折れにくい。
装着不可でござる!
(Eクリップを差し込みますとベアリングがまともに回転しないのです。)
つづく。