ZL900、SPチェック後の各部修理っ♪・・・その23
2018年 10月 04日
ZL900のつづき・・・
「ZL900、SPチェック後の各部修理っ♪」・・・最終回。

新たな部品を揃えましてメンテナンス開始でござりました♪
33年前の当時物部品&古い部品だらけで・・・
フルード漏れ発生・・・今後が無い状態でした。

交換いたす事となりましたが・・・
純正のFブレーキディスクは販売終了なので
サンスター製(16インチ忍者用)といたします♪





新品のキャリパーAssyは既に販売終了でござりますので・・・
部品交換いたしてのオーバーホールでござりますっ。

その他部品は供給がござり新品といたします。

アルミ製のキャリパーボディーは33年前の当時物で
毎度の腐食発生でござりました。・・・ひとまず使えますが・・・
今後も腐食進行はござりますので、車検ごとの分解点検整備は必項ですぞ!

・・・「耐久性&信頼性のござる新品Assyが一番です♪」

高耐久なステンレス製バンジョウ&バンジョウボルトを使用して
新たなホースラインを製作いたします♪


SUS製ホースライン装着っ♪

SUS製ホースライン装着っ♪

・・・新品クラッチマスターシリンダーAssy装着いたし、
SUS製ホースラインを製作&装着っ♪

社外品の新しいものが装着されておりましたが・・・
古いマスターシリンダー&ホースラインで作動させておりましたので・・・
内部に汚れ混入の怖れがござりますので・・・分解点検&清掃しました♪
(案の定汚れ混入しておりました。)

お次は、R油圧ブレーキシステムでござる。
こちらもF油圧ブレーキシステム同様で・・・
当時物部品だらけ&古い社外ホースラインです。

右旧。・・・ボロボロっ。
左新。・・・新品Assyでござり耐久性と信頼性ゲットでござる♪

Fキャリパーと同様で、色が塗ってあるだけ・・・
肝心な中身は古く限界でござる。

ピストンに付くインシュレーターが・・・劣化で超変形っ。
とんでもない事になっております。
古代のインシュレーターはベークライトかなぁ・・・モロイです。

オーバーホールでの対処でござりました。
(キャリパーボディーの程度が悪く再使用できない場合は、ドナー探しでござる。)


現代のインシュレーターは丈夫な素材となっております。

パッドに説明書(注意書き)が付属っ・・・


インシュレータ付きピストン・・・可!




RブレーキキャリパーAssy装着。
SUS製ホースラインを製作&装着っ。
その他関連作業遂行いたし・・・油圧系各メンテ無事完了♪


「既に壊れている部分のみ」の修理&メンテでござりました!
これで全て良しではござりませんので・・・あしからず。
現状、古い部品で機能している部品達はもれなく再使用でござります。
エンジン系、電装系、リア足廻り&駆動系等々の大半は当時物なので
今後の定期点検整備と旧車の取り扱いや乗り方を実施しなければなりませんし・・・
残された余命が全てでござります。

さらなるコストがかかりますので・・・
ひとまず現状で使えるものは使いまして・・・
今後出るトラブルは都度の対処修理かメンテ遂行といたします。

各部確認しながらのテストランっ。


天気の良い日に長距離試乗でござります。
・・・つづく。