GPZ900Rマーキュリー号の仕様変更・・・その1

森山です。
去年の4月~5月にブログアップの「GPZ900Rマーキュリー・・・
エンジンOH&チューンの道」でした。
あれから1年経ちまして・・・慣らし運転終了♪
キャブレター高開度のセッテイング&仕様変更でござります♪




GPZ900Rマーキュリー号の仕様変更・・・その1_a0163159_21211350.jpg
エンジンオーバーホールと同時に新品装着したFCR37キャブレターです。

ま~きゅうりさん:「なにはともあれ、スロットル操作が重いでござる~。」
拙者:「歳、歳、手首を鍛えればOKですよ♪」
ま~きゅうりさん:「無理、無理、スロットル操作で手がやられるっ。」









GPZ900Rマーキュリー号の仕様変更・・・その1_a0163159_21213414.jpg
確かに、4連FCRのスロットル操作は初期の頃は軽かった♪
(余談ですが、初期はJN固定キャップの脱着がマイナスドライバーでござり
固定キャップのネジ山は喰い付きやすく、強めに締めると超固着いたし・・・
マイナスドライバーですとなかなか緩まずでマイナス溝が傷んでましたなぁ。
・・・やがて対策でヘックスに変更でしたっ。)

スロットル操作の軽い初期でしたが・・・
その後、リターンスプリングレートはアップいたし重くなり(中期)・・・
近年、さらなるレートアップでさらに重くなりました(後期)・・・
だんだんとスプリングレートを上げてきたのには対策理由がござるはず!
















GPZ900Rマーキュリー号の仕様変更・・・その1_a0163159_21214822.jpg
キャブレター分解いたし・・・リターンスプリング摘出っ♪

ま~きゅうり号のハイスロットルは巻き径40mmなので、確かに重い。
32mmのロースロットル化で軽減いたす案も出ましたが・・・
ま~きゅうりさん:「スロットル操作がワイドなロースロットル化は嫌でござるよ~♪」
で、スプリングレートを変更いたす事になりました。
(もちろん保証適応外&自己責任扱いとなります!)









GPZ900Rマーキュリー号の仕様変更・・・その1_a0163159_21220119.jpg
左が、初期の頃に近いリターンスプリング・・・柔らかいので操作は軽い。
中央が、中期のリターンスプリング・・・・硬めですが操作はギリ許せる重さ。
右が、現在装着のリターンスプリング・・・硬いのでハイスロとの組み合わせだと重い。











GPZ900Rマーキュリー号の仕様変更・・・その1_a0163159_21221614.jpg
左が初期・・・線径1.17mm 巻き数11.1
中央が中期・・・線径1.38mm 巻き数9.25
右が現在・・・線径1.48mm 巻き数9.25









GPZ900Rマーキュリー号の仕様変更・・・その1_a0163159_21233967.jpg
スプリングセット位置でのセット荷重・・・決定値がござるので
それに合わせた位置にフックがござり、それぞれ違いますっ。













GPZ900Rマーキュリー号の仕様変更・・・その1_a0163159_21235319.jpg
右が初期。中央が中期。左が現在。・・・図のようにフック位置は異なります。

スロットルパイプ、スロットルホルダー、ハンドル、バーエンドキャップ、
グリップ、スロットルケーブル、等々の問題でも操作は重くなりますので
全部品点検いたして問題があれば対処でござる~♪
なんだかんだござりますが・・・・
ま~きゅうりさん、軽い操作でのアクセルワークを希望♪・・・流石でござる♪
「正直、ただバネが硬いだけなんですっ。」

・・・つづく。
























by moriyamaeg | 2017-05-21 21:30 | キャブ編

モリヤマエンジニアリングの日常を投稿してます


by moriyamaeg