CBX400Fのマフラー製作とキャブ修理・・・その8
2020年 03月 26日
CBX400Fのつづきでござります。
久しぶりのブログアップですが、死んではおりません~♪
頑張ります~♪

1300RPMを境に回転上昇の始まる不思議なキャブレター♪
でしたが・・・

アジャストスクリューを緩めていきますとスロットルバルブは
正常に閉じていきますが・・・
1300RPM付近位置を境にスロットルバルブが斜めになりコケ初めるのでござる!
(下げるほどにコケは大きくなりまする。)
てなわけで・・・
スロットルバルブとキャブボディーのスロットルハウジング内の前方面に
あってはならない隙間ができまして・・・エアーリーク発生!
絶妙な2次エアー混入に対して絶妙な燃料噴出で出力アップいたしての回転上昇でした。

(レスポンス向上のため平たいのです。)

スロットルバルブはキャブボディーにある
スロットルバルブハウジング(四角い穴)の中を上下に動きます。





この中に問題がござるので分解点検いたしますかっ。

外周に気密させる為のゴムパッキンがござりますが・・・
程度が悪ければエアーリークいたすので交換ですな♪
・・・もちろん新品部品はござりませんので製作となりますっ。

エンジン側(マニホールド)に装着されます。
フラットバルブの密着する面で平らが要求されますので
面加工されてます。・・・この部分も合格でござりました♪

下側にはフロート室がござりまして
メインボア内にスロー系とメイン系からの燃料吹き出し穴がござる。
スロットルバルブのおさまる四角い穴でござるが・・・
先ほどの前方部品ほどの面精度はいらないので機械加工無しで鋳物成形のまま
でござるのです。・・・この鋳肌面や形状が怪しい・・・

スロットルバルブを載せまして移動させます。
100%開から・・・


・・・やはり、アイドリング付近から下方向へは、
引っ掛かりがござり~♪


この右側面の凸にスロットルバルブが当たってしまう♪
当たると同時にバルブは傾きはじめます。
さらに傾くと前後方向の傾きも発生いたし・・・
気密しなければならないバルブに隙間が出来てのエアーリーク・・・
回転上昇ですかぁ。




・・・無事、直りました♪
・・・つづく。