B110の正月整備でござる。その3

森山です。

B110のつづき・・・




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「ニスモ・MK63」・・・製造メーカーは「住友」でござる。
全てが鉄の塊でござり、ものすごく重たいのでござる♪

入念な錆び除去は手作業でござり時間がかかり
長時間片手で持っての作業でござりまして・・・腕も肩も痛い。














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あまりにも重いので・・・重量測定いたしました。
「4.325Kgだぁ~!」(左右で8.650Kg)
さらにキャリパーサポートも鉄製でござり増量~っ♪

鉄製のMK63が死んだら・・・アルミ製のロッキード(AP)ですな♪
















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ガン鉄キャリパー装着いたします。

それにしても重くてデカい・・・
13インチホイールでの装着でござり全てがギリギリでござる。














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ホイール装着っ♪














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引きずり解消いたし!・・・クルクル回る~♪
ブレーキのタッチも抜群に良くなりましたなぁ~♪
















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そして・・・
便利なガレージジャッキでござる。・・・
ジャッキアップ時に狭い工場で障害物がござり
長いアームを振れない場合でも・・・















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エアーで油圧ポンプを駆動できまする♪
ボタンを押すだけでジャッキアップの優れもの・・・















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低床タイプのジャッキでござり・・・
シャコタンでもジャッキポイントまでスルリと入る。
















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そんな長崎ジャッキ製のガレージジャッキ~♪・・・信頼の日本製♪
が!・・・・・・・・・・・油漏れ発生っ♪
「マジか?」
「まだ2回しか使っておらぬぞ・・・」













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「2017年5月19日に購入か~」
「3年半経過か~」
「だいたい保証期間は1年か?」
「まだ2回しか使っておらず~。」
「最後に作動させたのが3年前で・・・その後全く使ってない。」
「B110と同じで長期放置が毒となったのか~~~~♪」














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「ひとまず点検でござる♪」














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シリンダー周辺点検・・・















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カバー外して・・・各部点検・・・














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「見つけました♪」
「油圧パイプの接続部分から漏れております!」
ジャッキを作動させると・・・ビタ漏れでござる♪
フレアナットがしっかりと締まっておりまぜんでした。












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締めたら直りましたぞぉ~♪の図。
・・・「マジで頑張れ日本っ!」

機械ものの長期放置は劣化・腐食・固着などの原因となりますので・・・
ガレージジャッキもガンガン使いますか~っ。(固い決意)
そもそも、B110の整備の為に買ったのですが・・・
B110を放置致すという事は・・・
ガレージジャッキも放置致すという事になりますなぁ。















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お次は・・・燃料系メンテナンス♪
TMR41でござる。













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外した、埃の侵入を防ぐ「RAM AIR」ですが・・・
スポンジのエアーエレメントでござりボロボロになっております。
寿命はだいたい3年でござる。

RAMの注意事項ですが・・・
専用オイルを必ず塗布する事!
バックファイヤーによる燃料火災に注意でござる!(マジで燃えます。)
エンジン始動時の適正な燃調と確実なスターター作動でなければなりません。
(元気なバッテリー、元気なスターター系、良好なキャブレター系、
ベストなセッティング、快調なエンジン、良好な点火系、上手なエンジン始動!
が必要です。)


・・・つづく。








by moriyamaeg | 2021-01-07 22:39 | 整備編

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