KAWASAKI KZ1300・・・エンジンでござります♪その19
2021年 01月 18日
KZ1300のつづき・・・
「んっ?」
「このボルトなんだか様子がおかしいなぁ・・・」
「島忠ホームズ殿で見たような・・・」
ただの6角頭ボルト・・・純正は6角頭フランジボルトでござるのです。
座が全く違う~。
・・・長さを詰めての装着で、もちろんボルト強度など不明でござる~。
機械自動車用でなく建築用かもしれず・・・
超重要強度部分でござりますので非常に危険!
・・・こりゃ、迷わず純正部品に交換でござる~♪
純正部品は既に生産終了しておりますが・・・見つかるまで探しまくります~。
長い時を経て完成いたした♪新たなエンジンAssyを載せますかぁー♪
エンジンAssyのままでは全高が高くフレームに干渉いたし
載せられないので・・・
ヘッドカバーとオイルパンを外します。
外します。
作業が進まぬ・・・
触るところ触るところ・・・おかしな事になっており・・・
エンジン搭載前も車体側トラブルが続出でござり、
エンジン搭載後も車体側トラブルが多発でござり~~~。
過去最悪のKZ1300でしたなぁ。
・・・「全部壊してんじゃ~ん!」
(適当な組み立て&締め付けでの損傷でござる。)
一山二山咬んだら一気締め。
エンジン側穴・フレーム側穴・エンジンハンガー穴・・・
ボルトの通り穴の芯出もせず・・・
適当な位置でむりやり押し込んで回す・・・
ネジ山の錆びも荒れもそのままで回す・・・
ネジグリス塗れば全てOKで・・・
締め付けトルクなどありゃしない・・・
ポンコツがポンコツを生む。
・・・ネジグリスはこういう使い方ではござりませぬ。
正常なネジはスムーズに回るものです!
ネジグリス・・・
「焼き付き(固着やカジリ)防止グリス」のことです。
ワコーズ・スレッドコンウンドなどがござり、
グリスがなければ途中で止まるか折れるかですし
手工具で締めているのであれば必ず気づくはず・・・
でも、ナット側ネジ山は・・・
斜め攻撃で死んでおり規定トルクはかけられません。・・・
ネジ穴の芯出しは大変ですが・・・重要な作業です。
ネジグリスはいらない。
基本、メーカー指定はないのですからネジグリスは要りませぬ。
オイルパンのガスケットと冷却系ジョイントのガスケットを製作~♪
オイルパンのガスケットは2枚目・・・
1枚目は、塗装時にオイル漏れがないよう必要でござり
2枚目は本組用で必要っ。
・・・つづく。