KAWASAKI KZ1300・・・エンジンでござります♪その22
2021年 01月 29日
KZ1300のつづき・・・
KZ1300のレポート・・・ずいぶんと作業内容が多く
長くなりそうで「その60」あたりまで・・・長すぎるので
このあたりからショートカットでのレポートですっ。
リア同様にネジトラブルやら何やらござりっ。
・・・全て組み直し&各部修理でござりました。
固定はフランジのボルト&ナットでござり・・・・
ネジ山&座面には、いつものネジグリスたっぷりで
オーバートルクが大好物。
折れる寸前の美学・・・「めざせ限界値~♪」
美学ではオーバートルク途中でのボルト折損は絶対に許されないので、
締め上げのお供「ネジグリス~」です♪
達人ともなれば、限界値は楽勝で
・・・シャフトをたたき出す始末。
各部点検組み立て&整列を出し・・・
アクスルシャフトを差し込みますと・・・
奇妙な抵抗感・・・
さらに押し込みますと動きが渋くなり・・・それ以上入らない。
フォーク側クランプ穴に・・・何か居る~~~~。
「わぁーーー!」
「またしても!」
で、内径磨き、外径磨き・・・砂落としでござりました~の図。
・・・「スルリと」・・・
フォーク側のクランプ内径が狭くなっておる~♪
・・・「なぜ?」・・・
クランプボルト&ナットの締めすぎでのアルミ変形ですなぁ~~。
アルミ製ですので・・・
アホみたいに締めるとクランプ穴は簡単に塑性変形いたします!
よくあるのはFフォークを三又から外す時、
三又のボルトを緩めますと・・・
程度良好なものはフォークが滑り落ちますが、
ダメなやつは全然抜けないので、割にマイナスドライバを
叩き込んでようやく抜ける。
・・・まさに、これでござり♪ネジの締め過ぎが原因ですな。
・・・ちなみに元には戻りません。
作業は、まだまだ続きまする。
そういえば、エンジン載せ替えの前・・・
ひとまず電装系の配線もぐちゃぐちゃでござり直し・・・
冷却系もダメダメで直し・・・
その後のキャブ調整でエンジンが終っているのが発覚し・・・
ZG1300エンジン載せ替えから現在作業に至る。
まさに全てがダメなKZ1300でござったのです。
・・・つづく。