GPZ900R 車検整備・・・その11

森山です。

「１６インチ忍者トップガン号」のつづき・・・





フロントキャリパーです。
ブレーキダストで汚れております。












ピストンにもダストが積もり・・・
長期放置のダストは腐食の原因となりますので・・・













綺麗に洗浄除去いたし各部品の点検でござる。
・・・程度良好ですっ♪













ピストンの錆びも無く動きも良好～♪
保管状況や使用状況も良く湿度の害が少ない状況っ。














パット残量もＯＫ♪
各部メンテ致し・・・
次回車検まで頑張ってもらいましょう♪












リアブレーキ＆足廻り＆駆動系・・・大きな問題はござりませんでした♪
やはり、復活時の
フルメンテナンス（新品部品交換）の恩恵ですなっ。














一つだけ気になる部分が・・・
リアディスクの外周に擦れた傷がござり・・・
















リアキャリパーの何処かが擦れているのか？
キャリパー外して・・・












パッド外して・・・「ポロリン！」
「何か落ちてきたぁ！」
拾い上げますてーと・・・












「こりゃ！」」
小さな石ころでござりましたぁ～。
で、良く見ますてーと・・・














「この面です。」・・・綺麗に擦れて平らでござる。
この小石、キャリパーに挟まり・・・
ディスク外周に接触し削れておりました～。

走行中の固い石による被害は意外とござり・・・
Ｆフォークインナーチューブへの衝突打痕でフォークオイル漏れ。
ラジエーター正面への衝突でコア損傷いたし冷却水漏れ。
ドライブチェーンとＦスプロケ間に咬み込み瞬間ロックでミッションギア破損。
Ｒスプロケ間で挟まる角度＆タイミンがジャストミート！ドライブチェーンが外れる。
ラジエーター裏と冷却ファンシュラウドの間に飛び込んだ石が長期鎮座いたし・・・
結果、長期間のエンジン振動によりアルミ製ラジエーターコアに穴が開き水漏れ。
キャブレターのファンネルへ飛び込んだ小石でエンジンブロー。
・・・等々、様々な事がありましたなぁ～。
「恐るべし石ころでござる！」











小石の害もござるが・・・・
埃の害もござるので・・・
大掃除でござります♪

センタースタンドがござると何かと便利でござりますなぁ♪

「ピカピカになりましたぁ♪」
各部給油、メンテ、大掃除、完了でござる♪

今回は、大きな問題の無かったリア足廻り＆ブレーキ系でしたが、
次回車検時には経過年数＆走行距離も進みますから
部品交換でのメンテナンス部分があるでしょう～。











お次は・・・燃料系のメンテでござりました。


・・・つづく。