B110サニーのサスペンション変更でござる。その5

森山です。
サスペンション変更のつづき・・・

理想(妄想)と現実・・
木を見て森を見ず・・・
なんだかんだでなんだかんだでござる・・・

何にせよ結果を出すのは簡単な事ではないし、
やればコストも時間も跳ね上がります。
しかしながら人生一度きりですし・・・
やがて免許返納も近づきますから・・・
今しかないのでござる。












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ショック2号機のおかげで・・・
図のピンクのマーキング部分から下方向をコイルスプリングのR形状に
凹ませていくだけでOKの作業となりました~♪の図。

ショックタワー下側の開口形状ならチョイ加工で入りそう・・・
でのショック1号機製作でしたが・・・ちゃんと見ておけば良かったのですなぁ。
下側の開口形状のまま上方まで続くのかと思いきや・・・現実は
上方に行くほど狭くなっておる~~~!
しかも、マーキングより上方はガソリンタンクブラケットが裏手にござり
飛躍的に固く問題なく凹ませるのは困難・・・
さらにその上方は強度部材のショックマウントで板厚はさらに厚く
変形させる事すらできません。(上方マウント位置ずらしも今一)
もしこの2つの部分に逃げを作るとしたら・・・
関連部品を分解し裏手から邪魔な部分をカットいたし新たな部材を製作して
溶接いたす作業となり大改造決定!・・・無駄に超ハイコストとなります。
1号機はまさに大改造しないと装着できない形状でござりましたので
再度、ショック側を工夫いたし車体側最小限加工で済む
リアショックを設計製作いたす事に・・・めでたく2号機誕生でござりました♪














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凹加工完了~~~♪
・・・ペイントでござります。

表側の切り取った部分はフェンダー内なので泥や雨水など飛びまくりですので
部品製作いたし再度塞ぎまする。












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車体加工が大変すぎるのでボツとなった1号機・・・










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チェックマンサスペンションのリーフスプリングに合わせた
ばねレートとダンパーと長さでござりました♪
ビルシュタインと同じでショートタイプでござる。
・・・装着して走行してみたかったですなぁ~。残念。























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車体側の加工が少なく済むように仕様変更の2号機となりましたが、
機能部分も大きく仕様変更いたしました♪














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短すぎたショック長を変更♪
今回、過度に低すぎの車高ですので1G測定で24mmほど上げまする。
ショック直付けの別体タンクもスイベルホース仕様として
別体タンクを他の場所に自由移動できるよう変更♪












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ビルシュタインのショック長は390mm
・・・ストロークも少ない。














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ショック2号機は、415mm~450mmの範囲で可変可能でござります。
ストロークも適正値に確保いたしました。
・・・「さて、組み付けますか~♪」











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「おっ!」
「ホーシングが何かに当たって下がらない!」

ビルシュタイのショック長390mmでマフラーを製作いたしておりますので
420mmまで下がるとホーシングがマフラーに当たる!・・・
「こりゃ、マフラーも加工することになりますなぁ~。」














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ひとまずマフラーを外しまして・・・ショック2号機装着完了!
「いやぁ~~~~無事付きましたなぁ~♪」














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「おっ!」
「スプリングロアシートと三角ゴムがガッツリ当たっておるではないかぁ!」
・・・
拙者のサニーはB210サニーのホーシング(H150)を装着でござり、
B210のバウンドバンパー(でかい三角山のゴム)が付いております。
車体はB110セダンですから相手のフレームはそこに居ない・・・
無用の長物なので切り落とします。












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「お次は、マフラーの加工でござりますなぁ~。」の図。

その昔は・・・
レートの低い重ね板バネに高圧ガスショック(KYBやTOKIKO)の組み合わせ
種類も無くワンオフなども無い時代でござり
高圧ガスショックの高いガス圧がバネとなり板バネとの
合成レートで踏ん張るのですなぁ~。高圧ガスショック一択の時代でござる。

年月は流れ・・・固い足回りなので動きを良くしたほうが良いとアドバイスされ
現車に合わせたワンオフショートショックの製作がお勧めです!と・・・
そんなに良いのならとお任せ・・・そんなビルシュタイン・・・
レース用板バネと高圧ガス圧バネでの合成レートとなっている事は考慮されておらずでござり残念。・・・全く良くなかった。
作動性の良い低圧ガスのビルシュタインと組み合わせるとガスバネの力は弱く、合成レートが低くなり乗り心地は良いが高荷重は腰砕け。そりゃそうなるわの結末でござりましたなぁ~。足回りの進化した時代のメカニックの意見でござり板バネの
特性など知らないアドバイスでござった・・・
フルコン制御とポイント点火の差のような話でもござります。

さらに月日は流れ・・・ショックもバネも選び放題、無いものも作れる
新時代到来・・・え!リアショックにコイルバネ付いてんの?・・すぐ作れんの?
バイクのリアショックじゃん!
4ドアセダン用のショックアブソーバーなんてTOKIKO一択の
時代に比べると夢のような時代となりましたなぁ~。


・・・つづく。


by moriyamaeg | 2024-06-03 01:15 | 足廻り編 | Comments(0)

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